2011年10月22日

オープントルネード・アルコールストーブ TURBO

炎を格好良く回したい・・・でも加圧型だと扱いが面倒・・・ただのオープントルネードじゃ回転力が弱い・・・というのが一連の試行錯誤の背景です、ハイ。

いろいろやってる中で生まれた副室内圧力を上げてジェットを大きくする手法−『Vapor Turbo(気化ターボ)』システム−を使ってオープントルネードの回転力向上に挑戦です。
vt_large_comp.jpg
使った空缶が違うんでシルエットに微妙な差が見えますが、システムの有無以外は同じに作ってあります。
左側の方が力強くなってるでしょ。一応これがターボ効果(笑)です。


肉眼やビデオだとわずかな差しか見られないんですよねー。ビジュアル系フレーム(笑)を追い求める身としてはちょっと物足りない。ジェット孔を外向きに開ければもっと明確に差が出るんですが、回したいんで・・・(笑) 性能では給湯試験で15-20% 速くなっています。
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2011年10月07日

気化ターボの実験

気化ガス帰還をオープンジェット(副室加圧型)に組み込んだらどうなるか? 物は試しでやってみました。


気化推進システム(大袈裟!)の搭載で、副室内の圧力が上がってジェット炎が大きく力強くなりました。まさにターボ効果(笑)。バスタブ燃焼も押さえ気味になっているように見えます。

気化ターボ? 気化ブースター? の実験でした。
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2011年10月02日

リンゴから派生した予熱方法

加圧型アルコール・ストーブの炎って力強くて格好良いですよね。だから好きなんですけど予熱が厄介。リンゴ・ストーブもそれを解決する一つのトライでした。ただ安全方向へ振り過ぎて予熱に 2 分 30 秒以上・・・その時短を考えていて生まれたのが『気化ガス帰還型』の方法です。

gas_feedback01.jpg

加圧型ストーブのトップへ穴を開け、J 字型に曲げたパイプを突っ込みます。パイプへウィック(CFコードやスチールウールなど)を通して、足の長い方だけ外へ垂らします。

gas_feedback02.jpg

ストーブ上面の窪みに溜めたアルコールへ着火すると、その炎がパイプを熱してウィックで吸い上げたアルコールを気化させます。もちろんパイプがタンク内へ熱を直接伝える役割も果たしてます。ある程度温度が上がるとジェット孔から出て着火。その頃に上面のアルコールが燃え尽きてしまうけどジェット炎で効果が継続。逆に予熱燃料が多過ぎても炎上することがありませんでした。



必要な帰還量とタンク容量が比例関係にあるようです。ビデオのモデルだと内径 4mm パイプ x 2 で燃料 40cc まで賄えます。50cc だとあと数秒ってとこで消えてしまいました。7mm とか 8mm 径の太いパイプ一本より、細いパイプを複数インストールした方が効果的です。

これでウッドテーブルの上でも気軽に使えますね。加圧型アルコール・ストーブの予熱方法として画期的と思うんですけど、どうでしょ?

gas_feedback03.jpg

スペース面と CF 交換の容易性がスポイルされて、リンゴ・ストーブへ適用できないのが残念。それと AUTOWELD の耐熱温度を超えることがあるみたいで耐久性に不安が残るかな。とりあえず数10回の使用で問題無しです。
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2011年09月24日

リンゴ・プロジェクト

予熱で火達磨にする必要が無い半加圧型アルコール・ストーブができました。さらに過熱で暴走する可能性も下がっています。ここまでなら夢のような話なんですが、現状では実用にちょっと及ばないです。
ringo_project01.jpg
紅玉型(S) 陸奥型(L) なんとなくリンゴに似てるでしょ?

GOOD point
○ 火達磨予熱不要(安全!)
○ 予熱過多による炎上無し(超安全!)
○ 暴走しにくい(カルデラコーンでも使用可!)
○ CF交換可能
○ バックファイア無し(ドーナツジェットはこれが問題)
○ 着火前からクッカーを載せられる
○ CF+ジェットの高火力
○ 十分なタンク容量
○ 満タンが目視できる(CFにアルコールが滲みてくる)


POOR point
× 本燃焼まで時間かかり過ぎ(最大の問題点)
× 上げ底五徳が必要(まあ対策は可能)
× 工作ハードルが高め(ULじゃないです)


予熱時間さえ短縮できれば理想的なストーブなんですが・・・。時短を目指すと予熱炎を大きくする必要があって安全面で後退/安全重視だとチマチマ燃える予熱炎で遅い・・・というトレードオフの関係にあります。ちなみにドーナツジェット-IIは風でバックファイアして燃料が尻漏れする欠陥がありました。



CFが予与熱を発生させると同時に、高まり過ぎた内圧を逃がす安全弁として機能しています。オープンジェット(副室加圧型)の内圧を高めようとしていると言い換えることもできるでしょうね。厳密には半加圧型です。つまり副室加圧と加圧型のハザマにあって、動作ポイントをどっち寄りに置くかのバランス・ゲーム。個人的に加圧型の炎が好きでそっち寄りにした結果、予熱時間で不利なんですよねー。

予熱が終わった瞬間にCF燃焼が止まるような技術的・構造的ブレークスルーが欲しい・・・。不完全な状態で公開するのは忍びないのですが、同好の皆さんの参考になればうれしいです。
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2011年09月02日

ドーナツジェット-II アルコール・ストーブ

前回のドーナツ・ストーブを改良・発展させました。チムニー燃焼を少し抑え、燃料も40-50ccくらい入るようにしています。



ハイブリッド式というか複合型のストーブですね。中に仕込んだCFに着火すると、その炎が予熱を行なうと共に、中央通気のチムニー型ストーブとして動作。つまりポットを載せた状態で着火できます。

予熱が進むとジェット孔から気化したアルコールが噴出し、チムニー炎とジェット炎の"共焔"が始まります。ここから先、チムニー炎は給湯に寄与しながら「与熱」の役割を果たし、加圧を促進します。

着火が簡単で暴走を起こさないオープンジェットと、力強い炎が楽しく火力も高い加圧型のいいとこ取りをしたいんです。空缶以外にアルミパイプを使った時点で反則かもしれません(笑)。ちょうど良い直径の缶が無かったのと、ある程度のタンク容量を確保するためと密閉度を高めたかったんですよね。

○な点
・火達磨予熱不要の加圧型っぽいストーブ
・予熱時からクッカーを載せられる
・チムニーとジェットを両立した点が画期的?
・見て楽しいトルネード炎

×な点
・細口の給油口
・15cc以上アルコールを入れないと着火できない
・上げ底五徳が必要(ファインメッシュを使えば一挙解決かな)
・CF交換不能
・パイプ採用でちょっと重量増
・風でチムニー炎がバックファイアする

さらなる進化を模索中・・・。
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2011年08月20日

ドーナツジェット・アルコールストーブ

カーボンフェルトを使ったドーナツ型の中央通気ストーブへ、ジェット孔を追加してさらなる火力アップを目論んだストーブです。オーソドックスなオープンジェットの底をくり貫いて、CFを内壁に添わすように配したとも言えるでしょうか。
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ジェット孔を開ける位置も何種類か試しました。炎を内側へ集束させるのが一番良さそうです。
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点火直後からCFチムニーとして即使えます(右上)。予備燃焼が終わるとジェット孔からの炎がチムニー炎と合体して火力が上がります(下段)。

外側に配したタイプでは、ジェット孔から上がる炎と中央からの炎の高さがアンバランスになってしまいます。
donut_jet_03.jpg
点火直後からCFチムニーとして即使えます(右上)。予備燃焼が終わるとジェット孔からも炎が出ます(下段)。高さのアンバランスな炎なので熱効率が悪く、沸騰時間の割りに大食いです。勧められない配列でした。


オープンジェットの遅い立ち上がりを改善できていると思います。ただし給油性が悪くなってしまいました。実用性はちょっと横へ置いといて、まあ可能性の一つということで。
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2011年07月20日

アリゾナストーブの復権

10年ほど前に消えてしまったハロマークデザイン。面白い製品がいろいろあったブランドでした。その中でも「アリゾナストーブ」は傑作だった思います。元はトランギアのストーブに載せたり、あるいはシェラカップの中に置いたストーブと組み合わせて使う物。昔は時々持ち出して遊んでいましたが、そもそもシェラカップやトランギアを使わなくなっていくうちに、持っていることを忘れてたんですよねー。
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細缶にマッチするんですね。いろいろ試している内にやっとわかりました。まったく気付くのが遅すぎる!
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右上:丸めたCFをシェラカップに置くのが一番簡単かも。炭素繊維が直接カップに触れるのを嫌ってトレーに突っ込んでます。
左下:オープンジェットと組み合わせ。所詮細缶なんで安定感に欠けます。火力もイマイチ。
右下:CFサイドバーナーとの組み合わせ。安定感はOK。金環食問題も少しマシ。オープンジェットのジェット孔をCFに置き換えた感じで、CF特有の立ち上がりの早さを継承してます。アリゾナとコレがあれば、オープンジェットはもう不要かも。

ODBOX同等品(アルコリックストーブ)を購入可能です。

追記
CFサイドバーナーを使ってポット直載せとアリゾナを組み合わせた場合の比較ビデオ
posted by tetk at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月02日

三叉五徳の作り方

ボトル缶飲料のキャップ・・・これにもいろんな形がありますね。直径で4種類、高さもいくつか確認しています。ちょっと背の高いキャップにCFを詰めればそれだけでストーブになってしまう・・・って今回はストーブ本体じゃなく、三叉五徳の作り方の話です。

細長い板をネジで束ねる方法や、"J型"に曲げたステン棒を中心で束ねる方法などが過去公開されていると思います。多少の重さを無視してでも、メカメカしい姿かたちに惹かれてしまうんですよねー(笑)。そこで見た目重視の方法を。

使うのは「真鍮高ナット」。3面に穴を開けてステン棒を差し込めるようにします。相手が真鍮なんでドリルで簡単に開けられますよ。
CF_tripod_01.jpg

開けた穴にステン棒を差し込み、ナットの両側からボルトをねじ込んで、上下両面でステン棒を押さえ付けます。私は太さM4で作りました。強度100%とは行きませんが、1カップくらいなら問題なく使用できますヨ。高ナットをM5・M6と太くした方がナット内側に出るステン棒が増えて、締め付けによる強度も増すと思います。
CF_tripod_02.jpg

寸切ボルトを使った裸CFストーブの例
CF_tripod_03.jpg

キャップを使った例
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メスティン専用ツーバーナー(笑)
CF_tripod_05.jpg

オープンジェットをネジ止めして五徳一体型にしてもいいかもしれませんね。
自作の参考になれば幸いです。
posted by tetk at 17:17| Comment(2) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月14日

CFサイドバーナー

作るのも使うのも超簡単なストーブです。いわゆる副室加圧型と低圧サイドバーナーの中間的な感じでしょうか。五徳不要、予熱不要、簡単な給油、まずまずの火力、容易なCF交換・・・良い処だらけに見えるけど滅法風に弱い。発想自体が単純なので、同じようなストーブを作られている方がいらっしゃると思うんですが・・・。


作り方
@ 太缶を薄く切る
. 動画の物で25mmです。高くすれば燃料を多く入れられます。
A 少し長めに細缶を切る
. 動画の物で42mmです。もう少し長くて良かったかも。
B 切った細缶の底に穴を開ける
. 燃料の入れやすいサイズでOK。
C 細缶下側に燃料が通る穴を開ける
D カーボンフェルトを切る
. 太缶を切った高さと同じくらい。
E 細缶にカーボンフェルトを2周巻きつける
F 太缶に突っ込む
クッカー底に付いた水滴が原因で、持ち上げたときにストーブまでくっ付いてきてしまう現象を防ぐために、細缶にリベットを打っています。まあこれはお好みでいいかなと思います。寸法など特に最適化しているわけじゃありませんので、炎までの高さやCF突き出し量を変えてみてください。

とりあえずの仕様
最大燃料:50ccくらい
燃焼時間:30ccで10分くらい
給湯時間:400mlを5分弱
重さ  :14g

これで当分アルコール・ネタはお休みかな。
posted by tetk at 19:57| Comment(10) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月11日

スタッカブル・アルコール・ストーブ

CF利用のドーナツ型ストーブを、輪切りのパイナップルよろしく重ねて火力をアップ。新発想の火力アップ方法です(笑)。JSBさん、ヒントをありがとうございます!


メリット
○可動部無しの火力調整
○作るの簡単

デメリット
●背が高くなっていく
●風でバックファイアする
●個々に給油しなければならない
●燃焼中に追加できるが減らすのが難しい
●CFの交換が困難

実際に使おうとしたらダメでしょーねー。ストーブを積み重ねて火力を上げていくというアイディアだけ見てくださいませ。積み木型とかモジュラー型ストーブってことで。
posted by tetk at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月23日

Trangia 3θ (トランギア・スリーシータ)

トランギアのアルコール・ストーブをじっと見つめる。
trangia_TRB25.jpg



見つめる



idealight.gif


余っていたキャップをゴソゴソと掘り出して工作開始。



で、完成。


燃焼時間:20ccで6分。
給湯時間:400mlを4分30秒。
かなりの轟音。燃費が悪い・・・。2コイルの方が良かったかも。
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2011年05月17日

ノスタルジックな形

youtubeを徘徊していると、なんとも製作意欲をかき立てられる作品に出会います。往年のラディウス、オプティマスやマナスルの灯油ストーブ・チックな外観がなんとも可愛らしい。

この工作すごいです。

半年くらい前にチャレンジした時は、生アルコールが高さ2mくらい噴出する超失敗作に終わりました。パイプ径とウィックに原因があったかな。

GWに作り直してみたものがコレ。
CoilJet_001.jpg

改善しなきゃならない点がまだあるけど、一応湯沸しができるようになりました。


巻いたパイプの隙間から噴出させるとV字炎で格好良い・・・しかしジェット速度が早くなり過ぎて炎が消し飛んでしまう。隙間をカッターの刃一枚分に調整し、パイプで跳ね返る量を多めにすると、線香花火のような燃焼(笑)だけど何とか許容範囲に。上部の皿も一応意味があって、跳ね返りながら燃焼する炎を遮断してタンクが過熱され過ぎないようになってます。

実用一点張りのJetBoilの対極・・・遅いし遊び心だけですね。
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2011年05月12日

簡単ゴトク

超簡単五徳です。スリーブで束ねたりネジを使ったりいろいろ試したけど、これが一番しっかりしてるし外観もスッキリ。
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ある程度の剛性が欲しいなら3mmΦのステンレス棒でしょうね。横幅を9cm以下にしておくと110缶が入るクッカーに横向きのまま入れられるし、WestwindやClikstandもいいけど300円で2セット作れる安さが魅力。

3mmΦステンレス棒を折り曲げて細い針金で束ねます
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針金で巻いて
wiretripod003.jpg

末端をねじって切って
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できあがり
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直角はペンチで挟んでハンマーで叩くと簡単ですよ。お試しあれ。
ラベル:自作
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2011年02月10日

お手軽ウィンドスクリーン

すでに多くの皆さんが実践されていることですが、ウィンドスクリーンには100均の天ぷらガードがお手軽です。
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毎回ストーブの高さに合わせてTrailDesignsの風防を切るとコストかかり過ぎ。空缶のストーブなのにウィンドスクリーンが不釣合いに高くなってしまいます。ホームセンターでロールで売っているアルミシートは素材が違うようで硬くて指を切りそうだし、過去にはクッキング・ホイルを2枚重ねしてダクトテープで留めた物を使ったこともありました(意外と重くなる)。というわけで最も手軽で安く実用的なのが天ぷらガードを切ったものですね。これなら100円で3-4枚作れます。

ストーブの高さに合わせて折りシロを2cm追加して切ります。
ws02.jpg

左右両端の耳をカットして上下端を折り曲げます。ヒダヒダを潰さない方がしっかりした物ができますよ。
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必要に応じて通気孔を一穴パンチで開けて完成。
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クリップ込みの写真のサイズで5g。周りに小石を置いたりザックで遮るような工夫が必要でしょうね。
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軽さと使い勝手を優先したセットです。
ws06.jpg
71g 450mlポット
14g ストーブ(五徳不要)
5g 風防
90g 合計

軽量化を目指すならこんなセットもあるよという話でした。
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2010年11月04日

段付きローレット・ビス

加圧型ストーブの燃料キャップに最適な「段付きローレット・ビス」。段があると出っ張りが長くなってつまみやすくなりますね。
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2010年07月22日

高さ調整式五徳案

アルコールストーブとクッカーの距離を自由に変更できる五徳の案です。形状合わせのために厚紙で組み立ててみました。
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M3x100のキャップスクリューを3本使って立てています。本来なら皿ネジを使って上のワッカのところのネジの出っ張りを無くしたいところですが、長い全ネジ・タイプの皿ネジを見つけられませんでした。そのためクッカーの安定性を考えて、短いネジを噛まして6点支持になるようにしています。

下皿を上下させて最適解を求めたら、針金五徳を作るもよし、短いネジに替えてそのまま使うもよし、というところ。アルミじゃ溶解が怖いしステンじゃ自分で切り抜けないので、業者さんに依頼して 1.5mm 厚 SUS304HL で作成中です。

adjust_tripod_sample2.jpg

外径 92mm で、550ml のチベッタン・クッカーにも入るし、トランギアのストーブも使えます。ただし基本的に"実験用"の位置付けで、決して軽量ではありません。

上下のワッカ2枚で約2500円(送料別)。いっしょに作りたいっていう人はいらっしゃいますか?
posted by tetk at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

チムニージェットの特性(備忘録)

al_chimney_jet04.jpg

チムニージェットをいろいろ試してます。
 6孔 / 8孔  1mm径 / 0.8mm径 / 0.7mm径

だいぶ特性と言うか性格がわかってきました。
● 0.7mm径は、ジェット速度が速すぎてピーキーな性格
● 0.8mm径は、軽い暴走状態を安定して続ける感じ
  ジェットの噴出音がなかなかたくましい(まさに肉食系)
  クッカーを載せてもウィンドスクリーンで蔽っても軽暴走状態を保つ
● 1mm径は、大人しく燃焼を続ける感じ
  ほとんど音がしない
  クッカーを載せると軽暴走に移行する

● 6孔より8孔の方が力強い
● 底を0.5〜1cm持ち上げると上昇気流が大きくなる

一応私の中では、今後 0.8mm径 8孔タイプ が定番になりそうです。これをカルデラコーンと組み合わせたところ、400mlの水道水(夏でヌルイです)を3分ちょうどで完全沸騰。当然アルコールストーブとは思えない轟音です。30ccの燃料を6分強で燃やし尽くしてしまいました。

細口タイプのボトル缶を使ったらどうなるんだろ? 予想としてはチムニー効果が高まると思うのですが・・・。缶の入手が最大の問題かも。
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2010年07月11日

肉食系アルコール・ストーブ  −チムニー・ジェット−

チムニー型で回す炎はスピン力が弱い。じゃあチムニーと強制ジェットを組み合わせたらどうなるか?
試作2号でまあなんとか使えるものになりました。



PROTO-1 号は過去最強で水道水 400ml をわずか 3分強で完全沸騰。しかし燃費が悪く、トルネードも放射状になってしまう。どうやらチムニーの効果よりジェットからの噴出力が勝っているみたいで、このPROTO-2号の製作に移ったんです。

噴出力を弱めるためジェット径を 0.7mm から 1mm へ拡大し、注油口位置を肩へ移動させたのがこの PROTO-2。炎も安定してトルネードするようになりました。背が高くなる構造なので五徳も作り直さないと本来の性能が出ないけど、400ml を 3分30秒 で完全沸騰させられます。

アルコールストーブって静かだしスローだし「草食系」の雰囲気なんだけど、こいつは「肉食系」の匂いがするかも。
posted by tetk at 16:38| Comment(8) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月04日

オープントルネード・アルコールストーブ

しばらく更新サボってます。公開するほどの進捗が無かったのと、そもそも試したいことがネタ切れです。全国から「いい加減飽きた」という声も聞こえてきそうですし(笑)。

本日の格言 「答えは身近に落ちている」 (何のこっちゃ!?)

なんとか強制予熱無しで炎を回すために、あーでもないこーでもないと散々回り道をして来ました。「えっ!?これで良いの?」 と半ば脱力状態・・・。細缶オープントルネードの後、太缶オープン・トルネードの試行錯誤を繰り返し、何の気なしに作ったものが良い結果。副室加圧型の完成版と孔の配置を変えただけで、追い求めてきたものができてしまいました。



まさに大山鳴動して鼠一匹
posted by tetk at 13:45| Comment(22) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

チムニー型の主孔形状による比較

チムニー型シリーズの最終回です。
炎の出る大きな穴を、凸型と凹型で比較してみました。



根本的に風の影響をすぐに受けるのがチムニー型なので、実使用の現場では五十歩百歩の違いに過ぎませんが、凸型の方が少しだけ風への耐性が優れているようです。

とりあえずチムニー型で考え付く実験は終わりです。TrailDesignsのチムニー型が、すべてにおいて最良の設計がなされていることが確認できたシリーズでした。
やっぱり「形」には必ず理由があるのですね。こういう開発ポリシーって大好きです。商売しか考えていない意味の無いデザインほど醜いものはありませんから。
posted by tetk at 21:27| Comment(6) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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