2013年03月25日

Capillary Hoop Stove Japan Limited

日本限定、究極のパイプレス・フープ・ストーブ(笑)。
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4月に開催される東日本応援キャンプで、何個かは試作じゃない物を出したいなという気持ちもあり、国外じゃ入手が難しいだろう缶で究極版パイプレス・フープを作成します。簡易版とも呼べますけどね。
Pipeless Hoop Stove Ver.2は、特別な道具を使うことなく作ることに主眼を置いていたため、性能は二の次でした。だからアレのクローンを作って性能云々言わないでください(笑)。そしてVer.2の後で毛管現象を利用したストーブへ取り組み、起動をさらに早く、かつジェット・パワーも強力な仕組みを手に入れることができました。

鋭い洞察力をお持ちの方ならすでにお気付きと思いますが、キャピラリの仕組みをそのままパイプレスフープへ移植できます。単に折り目数を増やして毛管動作まで持って行けばいい。フランジ部とボディーが同じ直径のミニ缶(185ml)が必要なので、日本以外じゃ入手難でしょうね。だから日本限定版です(笑)

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UCC BLACK 無糖以外に同じ缶がありました。ミニpepsi缶でもOK。

一個の缶から一個のストーブを作り出すことができます。とっても効率的♪
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内壁になる缶上部の塗装を剥ぐ必要は無いんだけど、缶が黒くてマジックペンが見えにくい・・・その理由だけで上も塗装を落としてます。油性ペンの白があれば不要ですけどね。

高さはアウター/インナー共に36mmでカットしてます。
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欲しい容量に合わせて調整してください。

インナーのトップは、少し鍔(ツバ)を残します。この方がバスタブから漏れる"チョロ火"がなくなって綺麗な炎が見られるし、若干燃焼時間も長くなります。飲み口の穴が被らないよう39〜40mmの開口直径にしました。開口面の大小は、起動時間に大きく影響します。これ以下の直径では10秒以上かかるようになるでしょう。一方、開口面を広げても燃費が悪化しにくい特長も持っています。燃費はジェット孔の数と大小で調整するのが手っ取り早いですよ。
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燃焼システムの心臓部たるクリース(折り)は15としました。毛管現象を発生させる数としては多分下限になると思います。15にした理由は3で割り切れるから。その気になればポットサポートも簡単に組み込める仕様としています。色んな物で作業をして来ましたけど、三角スケールが一番やりやすい。
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フランジ部分にジェット孔を開けるんですが、実は隙間があります。巻き込みながら折り込んでいるフランジですから当然なんですけどね。放置してもそんなに変わらないかもしれないですが、完璧を目指したい私はオートウェルドで埋めています。もちろん省略可能。
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私は燃費時間や効率より見た目の美しさを優先する性質なんで、ジェット孔はアングルを付けた0.8mmを8個としています。裏の隙間をオートウェルドで埋めてると、角度も付けやすいんですよ。過加熱対策を考えて安定志向に振るなら0.9mmでも良いと思います。
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缶底の窪みに短冊スカートを突っ込んで、最後の一滴まで吸上げられるようにします。切る長さは5mmくらいでしょうかね。ハサミで切っても良いし、金鋸の刃で軽く4〜5回引けばできちゃいます。
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クリースをたくさん付けているんで挿入作業が簡単。内缶が弛んだり抜けてくるのを防ぐために、私はオートウェルドで固定してしまいます。内缶を外缶より0.5〜1mmくらい深く押し込んで接着。乾燥後に余りを切り取ってヤスリで面取りして安全性を高めます。外缶を3〜5mm高く切っておいて、内側へ折り返す手法なら接着も省略できます。
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最後にクリースを指で潰します。隙間を小さくすると起動時間が短縮されますよ。あまり潰し過ぎないようにしましょう。

仕様
全高:  36mm
重さ:  8g
容量:  30cc(推奨25cc)
起動時間:10秒以内
燃焼時間:8分45秒
給湯時間:5分15秒(13℃400ml)

国内で作る限りこれで充分ですね。火力/燃焼時間はジェット孔径/数で調整できる。容量も高さで自分好みにすればいいし。
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もはや「パイプレス」なんていうネーミングの意味が無いです。皆さ〜ん、溝を使ったパイプレスフープなんてもう古いですよ〜っ!

PS
コレを量産して、東日本応援キャンプへ持っていく予定です。何個くらい作れるかなあ・・・と言うより前に、そもそも欲しがってくれる人、いるんだろうか?
posted by tetk at 17:26| Comment(45) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月07日

キャピラリー・フープ 世界対応のつもり

基本的に今までやってきたことの寄せ集めに過ぎないのですが、特殊な缶を使わない毛細管現象型フープストーブの完成です。ストーブの全高制限を 40mm くらいまで緩和することで、黄炎対策としました。


直径53mmのミニ缶では、毛管現象発生用の折り目を16〜18本にすると良いようです。少ないとGroove(溝)の範疇を出ないので立ち上がりが不利なのと、かん合がきつくなります。

1mmでも全高を抑え毛管路長を長く採るために、内壁を缶底側から切り出しています。でも缶トップ側を使っても同様に作れますし、その方が切断も楽でしょうね。

Red Bull缶を使った理由は、缶底が薄い形状だったからです。これも全高を抑えるためなんですが、もちろんPepsi缶でも可能です。厚くなる分起動時間に影響があると思いますが、次に試作してみる予定。太缶(65mm)で同じ構造でどうなるかも試してみなければ・・・多分24クリースで行けると予測してます。
posted by tetk at 15:33| Comment(23) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

つなぎのエントリ

JSB師匠すいませんお手数かけて(笑)

一ヶ月以上更新して無いんですね。つまりその間に載せるほどのものが作れなかったということ。結局太缶フープに関しては、新機構での解決を挫折しました。いろいろやる内に毛細管現象を手懐けられるようになってきたから無駄な期間じゃなかったんですが・・・。



コレを14クリ7ジェットへデチューンしたバージョンを、撮影しながら製作中です。簡単そうに見えて、実は工作難易度が高いかも(・ω<) (テヘペロってやつですな)。全高40mm未満(38〜39mm)になる予定です。
● 細缶サイズで全高を上げる方向で黄炎現象を回避
● タンク容量不足を太缶と組み合わせて回避
● RedBull缶採用でフープ部分の高さを抑制
● RedBull缶採用で庇が減って高速起動が実現
● RedBull缶採用で世界対応(笑)
● 太缶と組み合わせると下端の短冊加工が不要

2/27 追記
14クリ7ジェットは5秒起動だが燃焼7分に短縮。デチューンじゃなくチューンアップになってしまった。毛細管現象利用の高性能さが、開口面最大化によって際立っているのだろうか。
折り目数は18の方が隙間が小さくなって良さそうというのは確認できた。
庇部分の張り出しをもう少し大きくして(開口面を小さく)起動時間を10秒程度まで遅くし、フープ加熱を抑える対策を講じてみようと思う。

太缶タンクをグッと低くして、リモートフューエル化することが容易な構造だと思う。しかもバスタブ内液温にほとんど依存しない燃焼だから、相性はすこぶる良いはずだ。
posted by tetk at 16:25| Comment(15) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

ユニバーサル・フープ・ストーブ(仮)への道

ただ今開発中のストーブについてです。

Universal Hoop Stove(仮称)』
○ ウィックを使わない
○ 毛管現象に近い動作(溝より小さく)
○ ダイヤカット缶みたいな特殊な缶を必要としない
○ どんな缶サイズでも製作可能(世界中で作れること)
○ 内炎と外炎のどちらでも使用可能
○ クラシカルな外観を持つこと(内炎の場合、外輪山が風防の役目を果たす)
○ オリジナル・フープと同程度の起動時間・火力・燃費

パイプレスフープ Ver.1 / Ver.2 は、ミニ缶じゃないと作れないものでした。ジェット孔の隠れ方が甘くて風の影響も受けやすい。内壁がそのまま上へ突き抜ける構造のため燃費も悪い([SUB-20] 高さ20mm未満のパイプレスフープでヒサシを張り出すことで多少改善)。
キャピラリ・フープ・ストーブもミニ缶じゃないと作れないし、そもそも日本国内でしか缶の入手が出来ない。

というわけで、缶サイズに依存しない構造としてこんなのを考えました。
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オートウェルドみたいな耐熱接着剤が必須ですが、世界中で作ることのできる構造だと思ってます。

この構造で太缶版を作りました。5溝10ジェット。
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しかし主室を塞ぐ形でフープが存在しているため(ヒサシが大きい)、立ち上がりが数10秒もかかってフープの利点が失われました。燃料導入路の溝が大きくて、オープンジェット(副室加圧型)に近い動作になってしまったことが原因と考えています。

缶サイズが違うものの良好な結果を示したキャピラリフープのように、毛管現象に近い気化作用をインプリすれば、立ち上がり問題の解消につながるのではないかと思います。

ではどうやれば特殊な缶を使わず毛管現象を得られるか? 作業性を考えたら単純な折り目(crease)を付けるのがいいんではないか? というわけで、現在ミニ缶で 8クリース版と 16クリース版を試作中です。
universal_hoop_idea02.jpg

● 8クリースはグルーブ版パイプレスフープに近くて遅いんじゃないか?
● 折り目を多くした方が気化動作が毛管現象に近づいて、立ち上がりが早くなるんじゃないか?
● じゃあ適切な折り目数は 12 なのか 20 なのか 24 なのか(当然缶サイズによって異なるはず)?

試験項目が多過ぎてとても一人じゃ追い切れません。是非々々情報を交換しながら共同開発してください。

1/16追記
毛管現象を発生させる(させたい)内壁と下輪を接着したの図。
universal_hoop_idea04.jpg

1/26追記
8クリ版は完全にただのパイプレスフープ、16クリ版もキャピラリまで至っていない。で、20クリ版を製作中。見た感じは良さ気。
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1/26追記2
16クリ版も20クリ版も動くことは動く。起動時間も8/16/20版で変わらない。ただし16と20は燃料残量が15ccくらいになるまで黄炎が目立つ。噴出量が多くて酸欠を起こしているというより、噴出ガス温度が低いことが原因と思う。油面とフープの距離、つまり毛管の線路長が短いと黄炎、長くなってくると青炎となるのではないだろうか。他のタイプのアルコールストーブより燃焼中の筐体温度が低い(だから素手で持てる)キャピラリ型ならではの現象かもしれない。
線路長を確保するため螺旋状の折り目を付けるなんて無理だし、直径を変えたダブルウォールじゃそもそも長さが変わらない。うーん、どうしたものか・・・。
posted by tetk at 14:23| Comment(70) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

Capillary Forced Hoop Stove キャピラリ・フープ・ストーブ

前回のエントリで、Hoop Stove の再定義を試みた。
『環状中空気化室(フープ)を開放型バスタブ外周上部に持つ構造で、フープから気化アルコールをジェット噴出させるアルコール・ストーブ』
要するに「ストーブ上側に配した中空フープをバスタブ炎で熱し、フープ内でアルコールを気化させてジェット噴出を得る」ということ。

伝統的なオープンジェット(副室開放型)は燃料全体の温度が上がるまでジェット噴出が始まらない。気化室となる副室が燃料タンクを兼ねている構造上の仕様だ(強いて言うなら欠点)。一方フープ型は、気化室となるフープが基本的にドライ(乾燥)である。フープへ適量の燃料を継続的に送り込み、気化しやすい環境を作り出す。だから立ち上がりが早い。課題は適量の燃料を如何に送り込むかにある。

この課題を CF ウィックで解決したのがオリジナル・フープ。性能面でこれを超えるものをいまだ作り出せていない。しかし手間や材料入手など工作ハードルが高いのが難点だ。Pipeless HoopRift Stove はウィックを排除する試みでもあった。しかし内炎化 Pipeless は燃費が悪く、風の影響も受けやすい。Rift はそもそも内炎化ができない。
CF(パイプ)、Groove(溝)、Rift(切れ目)と来て、4 番目に着目したのが毛細管現象。これはスチール缶がアルミ缶より僅かに細いことを利用している。毛管現象を燃料吸い上げに採用した場合、フープ容積が小さいと爆沸現象(炎が「ボッボッ」と大きく噴出する)に悩む。ある程度のフープ容積でバッファを確保してやる必要がある。

なんて前置きが長いのだろう・・・私の備忘録なのでお許しを。
ここからが本題。

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キャピラリフープ第一弾は「ワンダ金の微糖GOLD」で試作した。動くことは動く。でもジェットが弱い。吸い上げ量が少な過ぎたようだ。かん合で隙間が塞がったらしい。
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そこで第二弾「キリンFIRE挽きたて微糖」。この缶の形をなんて呼ぶのか検索したら「ダイヤカット」と出てきて、しかもJAXA(宇宙航空研究開発機構)ロケット技術の民生利用なのだ。正式には「PCCPシェル」(Pseudo-Cylindrical Concave Polyhedral Shell)と呼ぶそうで、超ハイテクなデザインなのである。しかも商品名が「FIRE」って、なんとアルコールストーブにピッタリなネーミングであろうか(笑)
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立ち上がりは鉄の比熱の関係からかオリジナルより若干遅い。ワンダ缶版より燃料供給量も充分で、そこそこ力強い燃焼になっていると思う。詳細は動画で確認してください。

youtube視聴者の大半が海外なんだけど、入手して作ることができないんだろうなあ。

燃焼中もストーブを素手で持てる。沸騰していないアルコールが壁面を上昇するからだろうか? バスタブが沸騰しにくいということは、バスタブ燃焼も抑えられるわけだから、燃費性能向上に役立っていそうだ。

火力は 400ml @ 13℃ が点火から 6 分で完全沸騰。30cc で約 12 分燃焼だから燃費もかなり良い。オリジナルより 2 分長い(その分火力が落ちるんだけど)。短冊スカートと壁面備蓄燃料のおかげで最後まできっちりジェットから炎が噴出している。大変性能の良いストーブになっていると思う。
posted by tetk at 08:37| Comment(15) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

Alcohol Stove of the Year 2012

今年もこんな時期になってしまったんだなあとしみじみ思う・・・。


4月に Hoop Stove が完成して以来、ずっと"輪っか"と格闘してきたかな(笑)。「Hoop Stove」の定義って言うか意味も、このところ少し変わってきた。夏頃まではウィックジェットの変形版って思ってたんだけど、バリエーションの広がりを見るにつけ、「Hoop Stoveの本質は輪っかにアリ」と確信。以下のように定義してみる。

Hoop Stoveとは、環状中空気化室(フープ)を開放型バスタブ外周上部に持つ構造で、フープから気化アルコールをジェット噴出させるアルコール・ストーブ

フープへの燃料供給方法がウィックを詰めたパイプ、内壁を凹ませた溝、あるいは内外壁の隙間を利用した毛管現象(リフトストーブもその一つ)であったりと、様々なバリエーションがありうる。ポイントは以下のようになると思う。
@フープが油面より上に位置する
Aバスタブ炎によってフープが加熱されて気化が促進する
B注入した全アルコール燃料の温度が上昇するのを待つことなくジェット噴出が始まる

燃料または気化アルコールをフープへ送り込む方法(ウィックの種類を含む)やフープ部分の加熱状況によって動作が変わる。バスタブ開口面積の違いによる変化に敏感かも。

アルミパイプとCFウィックを使ったバランスが一番良いとワタクシ的に思う。来年はこれを越える組み合わせを見つけられるだろうか。ちなみに今、キャピラリ・フープに挑戦中。
posted by tetk at 08:44| Comment(6) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月23日

Hoop Stove ML

前々からやろうと思いつつ先送りしていた、モンスター缶での Hoop Stove です。お気付きの方も多いと思いますがミニ缶より少し太く、ミニ缶 53mm に対して モンスター缶 57mm。同じ高さで作ればその分タンク容量が増すという寸法。環状に配したジェットの間隔(直径)も 37mm から 43mm に拡大されて、きれいに回しやすくなるんじゃないかなと思います。



ノーマルな 350ml 缶まで太くなってしまうと、主室開口面が大きくなり過ぎます。バスタブ燃焼が増えて燃費に悪影響を与えるのと、酸欠気味になりがち。開口面を絞ると立ち上がりが遅くなるし・・・。こんな理由でまだ追い込んだ実験をしていないのですが。

火力は 9 ジェット化で確保。パイプを 3 本へ減らす代わりに 6mm パイプを採用(内径 5mm)。長く燃えるようにしようと主室開口径をオリジナルと同じ 34mm にしたら、立ち上がりがかなり悪化。38〜39mm まで拡大した方が本来の性能が出ると思います。あまり飲みたくないんで(笑)私は追試しません! それと肉薄の缶だから加工に気を使いますね。

オリジナルと同じ高さで作って、最大 40cc 15分30秒 の燃焼でした。
posted by tetk at 15:17| Comment(2) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

[SUB-20] 高さ20mm未満のパイプレスフープ

パイプレスフープストーブのロープロファイル化です。オリジナルのフープストーブより低く作りやすいパイプレスの構造で、全高 20mm 未満を目指しました。最大12ccのアルコールで、4分20秒燃焼、1カップ200mlの水を沸かすことができます。


筐体を小さくすると熱帰還の影響が敏感に出る性質があります。その結果燃費が大きく悪化します。10 個近く試行錯誤をしましたが、結局バスタブ部分に"鍔"を残す方法が一番効果的でした。バスタブ開口面が元々大きく燃費が悪かったのを、気化量を削減して燃費改善を図ったわけです。

いろいろやってみて感じたんですが、小さな缶で見事な燃焼、火力と燃費を実現された riku さんの Micro Hoop Stove はやっぱり凄い。

ちなみにこのビデオ、大昔の Super Takumar 1:3.5/35 っていうレンズを使って撮ってみました(VGAサイズ)。露出を変えやすい分やりやすかったかな。
posted by tetk at 18:31| Comment(2) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月06日

Capillary Jet Alcohol Stove

「くびれ」のある缶を見つけました。スチール製でアルミ缶より僅かに細いです。この特徴を利用して、毛管現象利用の超高速サイドジェット・バーナーを作ってみました。ジェット噴出型のサイドバーナーの中で、世界最速のストーブと思います。



各方面から「お前はサイドバーナー型否定論者じゃなかったのかよ!」とか「宗旨替えしたのかよ!」という声が聞こえてきそうなんですが(笑)まあとりあえず試してみたということでお許しを。

燃料を大目に入れた際にジェット孔から生アルコールが漏れ出して炎上する現象とか(過加熱が原因)、特に燃料が残りわずかになった際に特に爆沸現象が顕著だとか(バッファが少ない)、改善すべき点があります。実用化にはまだまだって感じですね。

内炎も試したんですが今サンくらい。パイプレスの2段ジェット版になると思ったんですけどね。内壁がズドンとストレートな形状は、パイプレスフープに不適と思います。「バスタブ燃焼を抑える=過加熱を抑える」という意味で、開口面をもっと狭くした方が良い結果が得られそうです。
posted by tetk at 16:37| Comment(6) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月13日

Pipeless Hoop Stove Ver.2

CFウィックの代わりに JSB さん発案の短冊状スカートを搭載した改善版です。すでに何人もの方が作られているものですね。可能な限り身近な工具だけで済むように気をつけました。



溝と短冊のコンビネーションでは、外缶とのかん合時に"筋状"の痕が残りがちなところが嫌で、痕が出にくい Rift Stove に逸れたりしてました。いろいろRiftの改善やら構造変更を試みたんですけど、燃焼性能が出ないんですよねー。で、パイプレスフープに戻って短冊スカートをはかせるのが一番という結論に至った次第です。

内炎式の場合はドリルのビットが必要ですが、外炎式ならそれも不要。カッターナイフ、ハサミ、定規、油性ペン、スチールウール、ダルマ画鋲(Thumbtack)だけで作れます。

イマイチ好きになり切れない理由が"筋状痕"。塗装を剥がない方が目立ちにくいでしょうね。それと内外缶の隙間から漏炎する確率も高い。外壁を内側へ折り込む工作が何個やっても上達しません(泣)・・・で、結局ココもオートウェルドで埋めて安易な方向へエスケープ。個人的に何となく妥協の作品な気がして・・・とりあえず次に進むための"句読点"として公開します。

で、youtube動画が記念すべき?100本目ということで、ビデオに登場した内炎式と外炎式をそれぞれ一個、ご希望の方へ差し上げます。tetk@lazily.net(@マークを小文字に変えて)へメールを送ってください。終了しました。
posted by tetk at 12:03| Comment(28) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月08日

Rift Stove リフトストーブ

Rift Stove

毛管現象利用極小副室型オープンジェット・アルコールストーブ


外観はオーソドックスなオープンジェット(副室加圧型)。しかし立ち上がりは圧倒的に早い。昔ながらのオープンジェットが、副室内の燃料が沸騰して気化し始めるまでダラダラとした予備燃焼を続けなければならなかったのに対して、着火後即座に機能する毛管現象なら本燃焼まで 10 秒とかかりません。つまりオープンジェットの副室を極小化すれば、予熱時間が短くて済むということです。


自分的に完成形の Hoop Stove から、工作性重視でパイプを排除したパイプレスフープが生まれました。Fuzzy's Lil' Stoveのアイディアを流用させていただいた成果です。
オリジナルの Fuzzy's Lil' Stove は"溝"がそのまま炎の出口となるのに対して、私の場合は複数の"溝"を一つのフープへ接続して、フープから加圧されたジェット炎を噴出させようというもの。フープを気化ガスのバッファとしているようなところがあるかな。ボヤっとした炎より、力強く噴き出るジェット炎がどうにも好きなもので(笑)

パイプレスフープの難点は、溝の太さが作り手に依存して動作が変わってしまうこと。自作における再現性が低いわけです。爆沸現象も発生しやすい。さらに最後の一滴まで吸い上げさせるためにウィックが必要・・・ところが JSB さん考案の"短冊式毛管現象発生機構"で解決可能じゃないですか! さらにこれを応用すると、"溝"そのものも排除することが可能ではないかと考えた次第です。

jonfong57 さんの「Capillary Force Vaporization for alcohol stove」は毛管現象を利用した作品です。しかし習作だと、吸い上げる量が多過ぎて火の玉が飛び散る結果となりました。毛管作用で吸い上げたアルコールをフープでバッファリングすれば、もっと扱いやすくなるかもしれません。

とまあ前置きが長くなりましたが、Rift Stove は、特にJSBさんとjonfing57さんのアイディアを Hoop Stove へ適用してみたものです。フープストーブへの応用と言っても、そもそも Hoop はウィックジェット・タイプ。今回のストーブは「極小副室型オープンジェット」とでも呼ぶべき燃焼方式です。そこで別名の「Rift Stove (割れ目/切れ目ストーブ)」と命名しました。

切り込み数とジェット数の組み合わせを 10 数種類テストしました。いまのところ 16 Rift / 16 Jet が最もバランスが良い結果です。

特殊なパーツや工具が不要で、迅速強力なアルコールストーブが作れますよ。是非いろんなパターンを試していただけたら幸いです。
posted by tetk at 15:14| Comment(28) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月27日

ディザー広告(笑)

○×△□ Rift Stove
− Capillary powered minimal sub-room type Open-Jet Alcohol Stove −

たまたま動いたのか? それとも仕組み的にまちがい無いものなのか?
検証、製法確立とハウツービデオ撮影を兼ねて追加製作中♪♪


これはウィックを使ってないからフープの仲間じゃなくてオープンジェットの一種になると思います。「極小副室型オープンジェット」とでも呼ぶべき燃焼方式。別名を付ける予定です。

JSB さんのウィック撲滅案と jonfong57 さんの毛管現象利用のアイディアの上に成り立っています。ステキなアイディアをシェアしてくださってスペシャルサンクスです。
posted by tetk at 13:34| Comment(13) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月07日

アルコールストーブ製作用ツール

ホントしばしばあっちこっちのビデオのコメントで「あの道具は何?」「どこで買える?」「燃料は何?」といった質問を受けるんですよねー・・・ほとんどアメリカから。彼らは自分で探そうとしないのだろうか(笑)

もう面倒なんで、FAQビデオを作ってしまいました。これで減るかなあ・・・。


自作する上であると便利で使い易いと思う物を 2 点。
ミニドリル用チャック
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ジェット孔を開けるのに、普通はピンバイスを使っている人が多いと思います。でもアレ、対象物が固定されていて真上から孔を開ける用途に向いているんですよね。だから空缶を手で押さえながら回すのが超やりにくい。
私の場合、30年以上昔に使っていたプリント基板穴あけ用ミニモーターに付いていたチャックを流用していたんですよ。先日ついにネジ山が潰れてオシャカになってしまったんで、似たドリルチャックを買いなおしました。それがエンジニアという会社のピンバイスで型番がTP-26です。amazonならコチラ

空缶切断冶具
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オルファのプラスティック/アクリル切断用で、PカッターS型用の替え刃を、木片にネジ止めした冶具を使っています。これ一個作っておくと、毎回何個でも同じ高さで切断可能。冶具の下にシートを敷いてちょっと長く切ったり、逆に缶の底に敷いて低く切ったりもできます。

上写真の冶具、欲しい人いますか? 高さ 31mm で切断できます。2cm厚の木っ端に、5.5mm厚のシナベニアを2枚重ねて、持ったとき痛くないように面取りして、面白がってオイルフィニッシュしたもの。限定一個、差し上げます。
posted by tetk at 15:40| Comment(4) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月16日

Pipless Hoop Stove 最適化試験

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ほったらかしにしていたパイプレスフープストーブの最適解を求める自由研究(笑) ジェット孔径を 0.7mm で、吸い上げ用 CF を省略して(詰めないで)試験しています。

● トルネードの美しさ
ミニ缶の直径が約 5cm。綺麗なトルネードを得るためには 9 〜 10 ジェット孔が最適です。

● 火力
給湯時間の計測は、ポットを載せ、着火と同時にストップウォッチをスタート。燃焼時間は沸騰状態のまま載せ続け、消えるまでの時間を計測している。10 秒前後の差は誤差の範疇。全体の傾向として、溝数が増えると燃焼時間が短くなり、その分火力も上がる印象。


Groove数Jet数燃焼時間給湯時間備考
20cc200ml 13℃
367' 05"3' 15"バスタブ沸騰
安定したトルネードにはジェット数が足らない模様
97' 20"3' 20"バスタブ沸騰ほとんど無し
安定トルネードだがジェット噴出がもう少し欲しい
486' 50"3' 05"バスタブ沸騰ほとんど無し
安定トルネードだが美しさは9孔が勝るか
127' 00"3' 13"バスタブ沸騰
トルネードがバラける(ジェットを上向きにする必要アリ)
5106' 10"2' 50"バスタブ沸騰ほとんど無し
安定トルネード


考察
五十歩百歩な印象があるが、5 種類の検体の中では 5-10 パターンが好み。ベストバランスは、ジェット孔と溝の配置に悩む 4-10 パターンあたりになるのかもしれない。
ただし溝の作り方に性能が依存すると思います。検体の製作誤差を減らすため、2mm 径ステン棒を押し当てて溝を作りました。そのためかなり細い(狭い)溝に仕上がっています。太い溝なら 3-9 パターンでも行けるかもしれませんが、それは皆さんの追試にお任せ。

オートウェルドで密閉した箇所にジェット孔を穿つので、角度を付ける際にドリルの刃を折りやすいです。5 個作るのに 2 本折ってしまった(泣)
posted by tetk at 22:22| Comment(20) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月03日

ワタクシ的エポック・メイキングなセット

まーいろいろ多種雑多・玉石混合なアルコール・ストーブを作ってきたけど、記憶に残るストーブと言うと 3 種に絞られます。ワククシ的エポック・メイキングな作品です。
epoc01.jpg

@ Chimney-Jet
既存ストーブを発展させようと模索していた頃の作です。内筒内炎式の密閉加圧型があるのは知っていたけど、まだ完成形になっていなかったと思う(記憶や思い違いかもしれないけど)。そこで試行錯誤を繰り返し、ジェットの位置、向き、径、数、本体構造、工作方法などを煮詰めていったものです。その結果、密閉加圧型として異例なほど熱暴走を起こしにくい、かつ、臨界直前の剛火力を維持するストーブになりました。自律空冷式とでも言うべき仕組みがその秘密。熱帰還増加に伴いジェット速度が上がると吸い上げる空気量が増え、その空気がタンクを冷して熱帰還を抑えるというサイクルを繰り返します。
火力だけなら今でも最強。新しいストーブを開発するときに、性能的な目標になっています・・・超えられませんけど。ただし如何せん密閉型は使う人を選ぶ。予熱過多で暴走させる人もいるし、タンクにどれだけアルコールを入れたか目視もできない。ペニーストーブみたいな火達磨よりスマートな予熱方法ではあるものの、使い勝手の点で×が付きます(まあVARGOも似たようなものだけど)。

A Petal Stove II
立ち上がりの速さとジェットの力強さが優れているパイプジェットをアレコレ試しているときに、オートウェルドでパイプを固定する方法を思い付いたトルネードウィックジェット。度重なるデチューンとファインチューニングを繰り返してたどり着いたのが改善版ペタルストーブ(ダミアンパターン)です。オープン型アルコール・ストーブ最強の部類に入る火力とトルネード燃焼、挑発的でアイキャッチ効果の高い外観が特長です。一応これができた時点で、自分的理想点まで到達したと信じてました。

B Hoop Stove
パイプを曲げる工作難易度が高いようで、曲げずに済む構造を考えて生まれたストーブです。最初は Petal Stove の亜流と言うか代替品みたいに考えていましたが、実際にフィールドで並べてみると違いが明らか。現場での炎の美しさは断然 Hoop Stove の勝ち。炎の形にコダワリを持つ身としては、こっちを最良と考えるのが当然。ただし構造的に Petal より火力が得にくい。パイプ数とジェット数のバランスを探し出してパワーダウンを最小限に抑えました。Petal みたいに挑戦的な形状でなく、トラディショナルなルックスだけど性能が全然違うというところが特に気に入っています。羊の皮を被った牧羊犬(狼だと言い過ぎ!)かな。
パイプレス・フープの方が簡単に作れるけど、それは傍流であって本流はオリジナルの Hoop だと思ってます。

このワタクシ的エポック・セット・・・欲しいと言ってくれる人っていますか? 今までお譲りした方への仁義もあるんで無料にできないですけど、tetk@(半角にしてネ)lazily.net までメールしてください。

8/19現在 Petal Stove 1個 だけ残っています。
終了しました。
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2012年07月19日

riku's Micro Hoop Stove

新進気鋭のアルコール・ストーブ・ビルダーである riku さん作の Micro Hoop Stove
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拙作の Hoop Stove と交換っこで我が家へやってきた。

ウコン缶から作り出されたそれは、もはや空缶から作り出されたとは思えない。ここまでの完成度を見せる"空缶ストーブ"は、この世に存在しないのではないだろうか。

ウコン缶の加工は難しくて手間がかかる。塗装を落とすだけでペプシ缶の倍以上の労力が必要。それを艶かしく輝くまで磨き上げている段階で、もはや完敗。
さらに Hoop Stove は最適なバランスを見つけ出すのが難しい。パイプ数とパイプ径/ジェット数とジェット径が、缶のサイズごとに異なるのだ。
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riku 氏が家族総出で浴びるほどウコン飲料を消費して突き詰めた仕様であることが、完璧な燃焼を見せる Micro Hoop Stove から容易に想像できる。

トルネード燃焼を得やすい缶径ってのが経験上存在し、ミニ缶が最も容易だ。レギュラー缶(ビール缶サイズ)だとジェットを強くしないとボンヤリした回転に終始する。ミニ缶は誤魔化しやすい。ウコン缶はジェットを絞った上で噴射角度の加工精度も求められる。こういった難しさを知っているから、なおさら riku's Micro Hoop Stove の"突出感"を強く感じる。

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もはや異次元の加工・・・1.6mm ステン棒を叩いて潰してネジ穴を設けるなんて真似したいとも思えない領域。1mm 版の捻り加工なんて言わずもがな。コンマ何ミリ単位で曲げ位置を変えるなんて神業に近い。

火入れを躊躇するくらいの出来栄えではあるが、意を決して運転してみた。

私なりに最大限の敬意を表して、秘蔵の Titanium Goat 550ml Ti Mug を試験に供した。やはり個人的基準である 13℃ 400ml の水が、アルコール消費 17cc 程度 7 分 40 秒で沸騰する。この小ささでこれだけの火力を、燃料消費率を下げずに引き出しているところが凄い。
10cc 版だとさすがに 2 カップはつらい。こちらは一杯の珈琲用にベストな感じ。特別な場所でスペシャルな火器を楽しみながら、格別な一杯を楽しむためのストーブだ。

私の Hoop Stove が万人向けでラフな使用や気楽なキャンプ用途が主眼なのに対し、Micro Hoop Stove はミニマムを強く意識しているのがわかる。使い手を選ぶ側面もあるかもしれないが、製作者の意図やセンスがヒシヒシと伝わってくる魅力的な素湯舞(copyright JSBさん)であることに間違いない。
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2012年06月19日

パイプレス・フープストーブ

Fuzzy's Lil' Stove の工作方法を Hoop Stove に応用してパイプレス化を図ってみました。



ミニ缶一個から作ります。飲み口側のクビレを利用してフープにしてしまおうというもの。ジェット孔が貫通する上蓋部分は折り返されている構造みたいなので、念のためオートウェルドで埋めてシールドしています。

給油坑(内缶を折り曲げた部分)にCFを詰めない方が良いです(詰めると弱火になる)。1cm くらいの短い CF を突っ込むと、最後の一滴までフープへ燃料を供給できました。

トルネードの完成度と耐風性がオリジナルに及びませんが、手っ取り早く簡単に作ることができる方法です。

6/25 追記
動画では 3 crease 9 jet ですが、4 crease 8 jet の方が噴出が強い結果でした。2 crease 8 jet は噴出が弱い。作るなら3〜4 crease 8〜9 jet が良さそうです。
posted by tetk at 13:52| Comment(25) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月16日

LittleBitWorks さんのサイドバーナー「改」

一週間も前にアップしたんだけど、youtube の AdSense が審査中になったまま進展が無い。もう待ちきれないんでここで公開してしまいます。

LittleBitWorksさんの Groove Stove をモディファイさせてもらって、ポット直載せの剛性アップと十字五徳に対応させたバージョンです。

やっぱり金環食炎より中心も加熱できる方が圧倒的に早いですね。五徳併用だと過加熱暴走も発生しないです。Groove Stove は低加圧サイドバーナーを過去の遺物にしたのは間違いないでしょう。

追記
コレ、新方式のストーブだと思っていたら、Zen Backpacking Stoves に掲載されている Fuzzy's Lil' Stove と全く同じでした。全部目を通していたけど昔のことなんですっかり忘れてましたね。10年以上前の方式が現代に蘇ったということかな。
posted by tetk at 14:54| Comment(8) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

空になったアルコール・ボトルの再利用法

今まで何十本(100 超えたかな)と空にしてきたアルコール・ボトル。資源ゴミとして再生されるんだろうけど、勿体無いなあと捨てる度に感じていました。
bottle_case_01.jpg
ストーブ開発も一段落ついたんで(ホントは失敗続きで公開できない!)、燃料ボトルを再利用した細缶ストーブの収納ケースを作ります。好んで作っている細缶サイズにちょうど良い物がなかなかなかったんですよねー。
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基本的にカッターナイフ一本あれば作れます。
@ テキトーに切って
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A 蓋の方を熱湯で柔らかくして
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B ボトルの底にはめ込んで冷えるのを待つだけ

蓋か底のどっちかに空気抜き穴を開けておくと使いやすくなります。
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思いついたのが大量に捨てた後(笑)

2013年4月29日 追記
ビデオをアップしましたの参照されてください。
タグ:自作
posted by tetk at 15:37| Comment(16) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

Hoop Stove(輪っかストーブ )完成にしよう

hoop_stove_SLs.jpg
Petal Stove と Hoop Stoveをフィールドで並べた結果、より美しいトルネードは Hoop Stoveであることがはっきりしました。パイプが突出する構造の Petal だと、パイプ下の隙間を抜ける風でバスタブ炎が棚引いて、炎のシルエットが崩れます。さらにそれがパイプを熱するようです。その代わり火力は十二分。一方の Hoop、ジェット孔が塀に囲まれているから影響を受け難い結果でした。受熱もしにくいようで、低いながらも安定した火力を維持していました。

JSB さんの表現を借りれば「火遊美(ひあそび)」なので、ビジュアル重視の自分が目指す方向はやはり Hoop の火力アップです。現場でのユーザビリティを損なうことなく実現することが目標です。

過去に試した方法のおさらい
● 輪っかにジェット炎を当てて熱帰還を増やす
2 階建て構造で試した。火力は確実にアップする。しかし Autoweld の耐熱温度を超えるため実用性 NG。

● チムニー穴を開けて輪っかを熱して熱帰還を増やす
火力調整も可能じゃないかと思って試した。火力は少しだけアップ。しかし本体に開けた穴のせいで燃料を入れ過ぎると漏れ出すことと背が高くなる欠点があって NG。

● スチールウール・ウィックを輪っか内まで詰める
吸い上げ力が弱く、パワーダウンかつ予備燃焼時間の増加を招いて NG。

あと思い付くのが CF ウィックを hoop 内まで詰めること。熱帰還によって CF 暴走を引き起こし生アルコールが飛散するのではないかと考えて、今まで避けてきた方法です( Petal だと暴走するでしょう)。これまでの実験で Hoop Stove の熱帰還が Petal より少ないことが判明したため、禁断の hoop 内 CF にトライと相成りました。
hoop_stove_L01s.jpg

珈琲ボトル缶利用のバージョンでは、太缶トルネードに最適な 10 ジェット( 0.8mm 径)を採用。パイプ当たり 2 ジェットなので 5 パイプ仕様。ペプシ・ミニ缶利用のバージョンは、4 パイプ 8 ジェット( 0.7mm 径)を採用。
hoop_stove_SLs2.jpg
どちらも外観は内炎式オープンジェットと同じですが、圧倒的に速い立ち上がりと充分な火力です。バスタブ燃焼が抑制されているから燃費も悪くありません。

さて肝心の火力、ジェット炎が大きく力強くなったのが確認できます。生アルコールが噴出する CF 暴走現象も今のところ発生していません。カルデラコーンと組み合わせた過酷な環境でも大丈夫だから、きっと平気なんでしょう。


太缶細缶
最大燃料50cc40cc
燃焼時間15分30秒15分00秒
給湯時間(点火から)4分50秒5分30秒
重量20g12g

パイプ数を半減しても大丈夫な気もしますが、とりあえず Hoop Stove はこれで良しとしましょう。マイクロフープは riku さんにお任せ(笑)

作り方その1

トラディショナルな見た目なのに中身が最新式!

作り方その2

JBウェルドを塗りやすく、かつ、かん合も簡単な構造。ファインメッシュ利用の五徳を上に置くこともできる。ただし使う内に黒変した接着剤が見えるのが美しくないかな。
posted by tetk at 14:01| Comment(11) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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