2016年01月11日

コイルジェット版アルコールランタン

昨年12月に動画をアップしておいて、こっちに載せるのをすっかり忘れていた。
coil_based_lantern_001.jpg

前作は、単室加圧型アルコールストーブの動作原理と基本的に同じ。そのため過加熱で暴走気味に強くなりすぎて(明るくなりすぎて)、トップのアルミ製ベンチレータを溶かしてしまう恐れがあった。それにタンク全体を予熱して燃料を沸騰状態にしなきゃならない。

今回のはコイルジェット型アルコールストーブと同じ動作をさせている。暴走の危険性が減り、かつ、予熱もライターだけで済むようになった。
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ただし設定が弱すぎたかも。

チュートリアル・ビデオを制作しようと思ってたけどなんか面倒で放置中。とりあえずパーツ群と全体構成イメージだけね。
coil_based_lantern_003.jpg
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350mlの太缶に合わせられそうなオイルランタン用グローブを探してきて、それと換装できるようにしてみた。
coil_based_lantern_005.jpg

点灯の様子はyoutubeでご覧くださいませ。
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2015年11月04日

マントルを利用する52gの加圧式アルコール・ランタン

ありそうでなかなか無いアルコール・ランタン。オイルランタンみたいに芯を使ってチョロチョロ燃やすのじゃなくてマントルで発光させる奴。
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350ml缶から作ってあります。細缶だとグローブ取り外しの際にマントルを壊しやすいこと、タンク容量を確保できないこと、背高でバランスが悪くなること・・・などから太缶に落ち着きました。

細缶のオイルキャンドルとの比較。
pressurized_lantern_S03.jpg

マントル発光させるには炎を当てるだけじゃ不十分で、空気と混ぜる必要がある。そこでジェット噴出速度を上げて、燃える前に混合させる・・・これはガスストーブも同じだと思います。JBウェルドのような接着剤を使わないシンプルな仕組みを目指し、ペニーストーブや単室加圧型に近い構造と動作になりました。

かなり明るくなりましたよ!
pressurized_lantern_S02.jpg

単室加圧とほぼ同じなんで、ランタン本体の温度によって噴出量が変わってきます。気温や風、置いてある台の材質(金属だと放熱効果があってランタンが冷やされる)、あるいは燃料残量とかに影響されて動作が変わる。グローブも熱帰還増進の役目を担っているんです。まあ、とっても微妙なバランスの上で動作させているってとこですね。だから季節や環境が変われば調整が必要という、実用には至らないシロモノ(笑)。



単室加圧型ベースでなく、燃料が冷たくてもジェット噴出をするコイルジェット系が本命だと思いますよ。でも接着剤が必要だし、背がさらに高くなってしまうんだよなー。ついでにその作例もすでにあるし・・・。
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2015年11月03日

ミニオイルランタン

細缶から作った小さなオイルランタン。インスタグラムを見ていただいている方は、加圧型アルコールランタンに挑戦していることをご存知だと思いますが、それとの明るさ比較用に作ってみたものです。
mini_oil_lantern.jpg

ただのオイルランタンなんで特筆すべき点は無し。ごくごくフツー。長過ぎてやってないけど、最大2-3時間は点いていそう。

ガラスのグローブも考えたんだけど、トップヘビーで不安定、通気確保しなきゃならなくて背も高くなる、吊り下げ対応が難しい・・・などから断念。結局メッシュで作成しました。光の透過性は問題ないけど、風も通してしまう(笑)

ウィックにカーボンフェルトを使いましたが、給油の度に付け外ししなきゃならない構造にしてしまったんで、数回でCFが千切れそうになります。普通のコットン・ウィックを使った方が良いと思います。



動画にもありますが、オイルランタン部分の代わりに細缶ストーブを逆さにつけて、タブキャンドルとしても使用可能。この場合、ランタンとストーブの 2 in 1 で 20g 台のセットが実現できますヨ。
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2015年04月15日

ラグジュアリーなセット

こんなULじゃないセットもノンビリ・キャンプにはイイかもしれない。

ストーブ本体はUCC BLACK無糖缶、シマーリングはRedBull缶から

火力より燃焼時間に振ったセッティングになってます。
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2015年01月25日

古い形のCHS その2

今度は内炎トルネード・バージョン。2年前に3重壁構造で作った時よりジェットも力強くなった。


もっといい缶の組み合わせがあれば良いんだけどな。
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2015年01月16日

古い形のCHS

古くてメジャーなアルコールストーブの形・・・なんとなく心落ち着くものがあります。


外壁にヒダ加工した内壁が接する構造なんで、ビデオの作り方じゃないと壁が3重になってしまう。簡単に作れる2重構造にとどめるために耐熱アルミテープで上下ピースを固定しました。

とりあえず作ってみた一発目なんで、最適化とか手が回っていません。炎の色が気になりますよねー。高さを2倍にしたら少しは改善されるかなあ?
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2014年12月26日

エスビット用の火力調整機能付き五徳 その1

固形燃料って、大昔に液燃ストーブのプレヒートにメタを使った程度だった。工作ネタを思案していた時に、そう言やESBITって使ったこと無いと思って、どうせ作るなら火力調整まで実現できればとトライしたもの。火力調整が可能なチムニー型アルコールストーブと考え方は同じ。旅館でお馴染みの固燃でも使えると思います。


上げ二重底にすればWW五徳の固定痕も隠せるし、地面のバクテリアへの影響も軽減できるかと思ったけど、後者の効能はほとんど無いでしょう。

それにしても煤が酷いですね。使用後にクッカーを収納するのが嫌だから実戦でESBITを使うことは無いな。
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CHS用のシマーリング Ver.2

使い勝手を向上させた新バージョン・・・と言っても現場で弱火が必要なシチュエーションに出会うことってほぼ無い(笑)

必要性を感じる方はトライしてみてね。
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2014年05月21日

eCHSの開口直径による違い

eCHS アルコールストーブの性格は、開口面の直径に依存します。傾向としては今までも公開してきたんですが、一目瞭然な比較が無かったですね。3B テスト、Boot(起動)Burn(燃焼)Boil(給湯)の各時間を測ることで、開口面が与える影響を理解できると思います。



3B のベスト・バランス点は人それぞれになるでしょうね。私の個人的な推奨は、39〜40mm になるかな。
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2014年04月29日

eFREVO アルコール・ストーブのご紹介

JSB さんの FREVO は極限まで削ぎ落としたカリカリ・チューンのレーシング・スペシャル。それゆえにヘラ絞り加工的テクニックが要求されます。私は一度だけトライして早々に降参。

CHS-U のみならず eCHS も拡散しつつあるようで、BirdBrain さんが appalachiantrailcafe.net のアルコール・ストーブ・フォーラムで試行錯誤されています。そんな BirdBrain さんが、eCHS の構造と CHS-U の加工方法を組み合わせて、簡単に FREVO を作る方法を生み出しました。その名も eFREVO (easy FREVO)。オリジナル FREVO が F1 だとしたら F2 に相当するかな(笑)

BirdBrain さんのご要望にお応えして制作したのが以下のビデオ。詳細なハウツー物にしています。最後の仕上げを JB-weld でなく折り返し処理に変えて、接着不要バージョンにしてみました。多分漏れはほとんど無いはずです。



FREVO は無駄を一切省いた構造のため、セッティングがとても難しい。ビデオは二作目の個体なんですが、まだジェットとクリースのバランスが取れていません。いろいろ試してみてくださいね。


追記:
同様な作り方を dadmori さんが試されています。これからもいろんな方にいろんなアドオンを足していっていただきたいですね。
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2014年04月12日

Tall eCHS with RSR Stove Accessories

背高サイズの eCHS を作りました。全高約 50mm で、いつもの 185ml 缶一本で作れる最大サイズですね。



実はコレ、RiverSideRambler さんがリリースしている RSR Stoveゴトク にジャストフィットします。最適なストーブ〜ポット間距離はストーブの作り手や好みに左右されるので一概には言えませんが、個人的には短めが好印象。レギュラー・サイズ(40mm)だと離れ過ぎてる感じがしたんですよ。

rsr_ps01.jpg

高さと安定性は相反するものですけど、RSR Stoveゴトクの安定感は秀逸。ストーブが浮いてセットされるため、凍った地面の影響も受けない(CHSは気にしないですけどね)。それと細缶/太缶のどちらにも対応可能。

rsr_ps02.jpg

消火蓋は細缶用。

rsr_ps03.jpg

Tall-eCHS : 9g
RSR 五徳 : 50g
消化蓋   : 8g
風防    : 12g
計      : 79g
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2014年03月06日

CHS-Large アルコール・ストーブ

CHS-U 構造を 350ml の太缶で作った。今さらやった理由は、これまで基本構造で試したことが無かったから。まあ細缶みたいな性能が出ないこともわかってたし、どうにも気分が乗らなかったんですよ。


 最大 60cc
 起動 10 秒未満 @ 60cc
 燃焼 11 分 10 秒 @ 60cc ・・・ なんちゅう大食い(笑)

うーん・・・やっぱりと言うかココまでしかならないか・・・。起動を考えて開口を大きくするとバスタブの無駄燃えが増えて、燃費と炎姿がよろしくない。立ち上がりに10秒以上かかるような鈍足ストーブじゃCHSの名が廃るしなあ。
ちなみに 0.7mm X 9 ジェット、18 クリース、開口径 55mm で、起動に不利なボトル珈琲缶を使っています。
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2014年02月26日

CHS-U が eBay で

あー時間かかった。「お前のストーブを売ってみたい」という 1st コンタクトから 1 年半。数回のモデル変更や仕様変更を経て、きょう eBay ショップがオープンしました。おめでとう。
rtr1.jpg

オーソドックスから奇抜まで様々なアルコールストーブをyoutubeに投稿してきました。そんな私のところへ Ryan から打診があったのが 2012年の秋。彼が再現しようとしている横で私が次々新しいのを出すものだから、何度もターゲット・モデルが変更になるし(ご苦労様)、その都度細かい寸法などの仕様を問い合わせてくるし(大きさなんか好きにすりゃいいのにと思った)、本業が忙しくて音信不通になることもあったし(笑)。多分、恐らく、きっと、究極の燃焼メカニズムを持つ CHS に至って、やっと日の目を見ることができました。

彼は私のモデルを忠実に再現したかったみたいですよ。折り数から寸法まで細部に渡って訊かれましたし、工具や方法も当然。メートル法とヤードポンド法による誤解も途中あったし(笑)



プリプロダクション・モデルを送ってくれたんですけど、いや〜、アメリカ人を舐めてましたねえ。ここまで仕上げられるなんて予測してませんでしたよ。特にクリース処理は専用冶具を作っただけあって上を行かれた(悔しい) 良い意味で予想を裏切られました。

ストーブ本体の他に、ZPacks へ別注したキューベン製スタッフバッグ、贅沢にナルゲン・ボトルを切ったケースにスペクトラ製 Z-line、チタン・ロッドで作った V 字型ポットサポートがセットになってます。いやはや個別に手配したら幾らになることやら(降参)。

rtr_stoveworks

セット価格で US $55。日本だと送料が $19.25 が加算されて約 7,500円。感じ方は人それぞれだと思いますが、工作の手間を実感している身としては充分リーズナブルと思います。あっ、私は価格付けとかに一切関与してませんので。
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2014年02月10日

CHS-U 用のシマーリング

Capillary Hoop Stove-Universal : CHS-U 用のシマーリングです。



チムニー型アルコール・ストーブのような通気を制御して(コレとか)、ジェットから出る炎そのものを変化させようと試してきました。しかし調整幅が小さい結果しかどうしても得られない。フープの内圧はかなり高いわけですが、その圧力を可変しようと言うのはかなり難しいです。CHSって動作的に分離型液燃ストーブと同じなんですよ。

とりあえず安直なソリューションですが、こうすりゃCHSの苦手な弱火も可能だよという一例です。
ポイント@:CHS-Jだと隙間だらけになるフランジ部の小さな缶を使用
ポイントA:ジェット孔を塞いでいない

無負荷時のデータで、燃焼時間が倍近くまで延長されます。ちなみに半分の4穴だけカバーしようとしたバージョンはうまく機能しないしアルミがメルトしました。
posted by tetk at 22:14| Comment(2) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

2013年アルコール・ストーブ・オブ・ザ・イヤー

遅ればせながら、去年2013年の Alcohol Stove of the Year です。もちろん大賞は CHS。

即効性を求めてパイプを使ったウィックジェットへたどり着き、円環状のパイプと同等な hoop を導入し、フープへ燃料を送り込む方法を模索して・・・。3年以上の月日をかけた集大成です。いろんな人から刺激を受けていますけど、いま考えると最も大きく影響されたのは、パイプ(ウィック)ジェットのyodogawanagareさんと、毛管現象のjonfong57さんのお二人でした。

毎年Alcohol Stove of the Yearのビデオを作る度に言ってるんですが(笑)、これ以上の方法を思い付かない。理論後付けですけど理に叶った燃焼になっていると考えています。今年はバリエーションを増やしたり製法を変えたりしながら進むのかなあ。まあその中で新しいヒントに出会えれば良いと思っています。
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2014年01月28日

CHS の最大燃料に関する実験

CHS の最大燃料についての考察です。

ジェット孔と燃料面との距離が、最短で 1cm くらいがベストかなあと、今まで感覚的に思っていました。先日とある CHS で、注入した燃料と起動/連続燃焼時間について、実験する機会がありましたのでその結果を共有させていただきますね。多少の違いが缶種・製法・作者などによって生じるでしょうが、全体的な傾向を掴んでいただけるんじゃないかと思います。

ある人が作った CHS-U での実験結果
testresult2.jpg
ピンク:起動時間   ブルー:燃焼時間


燃焼時間が、燃料の量に正比例して伸びていることがわかります。
起動時間が、35ccを超えるあたりからより長くかかっていることが見て取れます。

毛管現象で油面より上へ持ち上げられた微量のアルコール(液体)を、バスタブ炎が熱して気化させるという動作をしていますから、受熱面積が狭いと起動時間が長くなるという性格を反映した結果ですね。

赤丸で示したあたりが、やはり効率が良いみたいです。
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2014年01月23日

easy CHS へファインメッシュのポットサポートを組み込んでみた

ストーブそのものに大きな変わりは無いんですが、当面 easy CHS を作る際は 7 ジェット/ 18 クリース+目盛り付きにしようかなと。そんでもってそこへポットサポートを組み込んでみた。10mm ピッチ固定だから微妙な高さ調整ができないけど、充分なパフォーマンスじゃないかと自画自賛。


ビデオにすると簡単に見えるけど、切断・末端処理・穴あけ、挿入(組み付け)の面倒なことありゃしない!

年末から迷った挙句、結局買ってしまったファインメッシュ。切り売り最低単位 1m。丸めた状態で送られてくるかと思いきや、なんと 1m X 1m の平板状態で配達されてビックリ(笑) ファインメッシュ長者だあ!

コレ、数個作ってヤフーに出してみようかな。
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2013年12月18日

チムニー型アルコールストーブの火力アップ

キャピラリ機能をチムニー型アルコール・ストーブに組み込んで、起動時間短縮と火力アップを図ります。

試験に用いたのは、いわゆるキャット缶ストーブ。極々ありふれている使い古された構造です。
【A】:既存のチムニー型
【B】:アイディア搭載の実験機

燃焼試験の様子


この形は低加圧サイドバーナーとしても使用可能

サイドバーナーに最適化されていないとは言え、旧型の絶望的に遅いダメさ加減にウンザリ。

作り方編

チムニー型は通気量を加減することで簡単に火力調整を実装できます。超トロ火からブーストされた強火まで変幻自在。これで旧い"素"のチムニー型を使い続ける理由なんてなくなったと思うんですけどねー。

既存オープンジェット、ペニーストーブ、もちろんチムニー型も、タンク内燃料が沸騰しないとまともに機能しません。これからの季節、冷えた石や凍った地面、はたまた雪の上で使うことも出てきますよね。ストーブ筐体の熱が奪われて立ち消えなんて状況があり得ます。
しかしCHS機能なら大丈夫(なハズ)。本体が冷えていても上部のフープだけ熱くなってればちゃんとジェット噴出しますから。このキャピラリ・アシステッド・チムニーも同様に既存チムニーよりずっと強いと思いますよ。
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2013年11月24日

ミニ缶用トランギア・アダプタ

ここのところ直径53mmのミニ缶ばかり使った工作が続いています。
で、クリックスタンドやトランギアと組み合わせるアダプタを製作しました。


以前作った太缶用アダプタと一緒に撮影しようとしたら・・・2日に渡って家宅捜索したけど見当たらない! ついでにWestwindも見つからない。きっと2年後くらいに発掘されるんだろうな(笑)
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2013年11月15日

CHS-J 風空スペシャル

「山での使用がメイン、強風低温もあり得る環境下で400mlを沸かせるミニマムサイズ」というお題を頂戴した。

このRFPに対して最新のRe:Hoop Stoveで挑戦するも惨敗。全高25mmだと15ccのアルコールで中のCF全体が浸ってしまい、ただの内炎オープンジェット(笑)
そこでCF非使用のCHS-Jでリトライ。結果はこれでもダメ。全高25mm、20cc 6分50秒燃焼、6分で13℃400mlが沸騰。実フィールドを考えるとマージンが無さ過ぎる。そういえば燃料の油面からフープ(ジェット孔)まで10mm以上の高さが必要だったことを思い出した。そもそも25mm高じゃ無理な話だったんだな・・・。まあ2カップじゃなくて一杯の珈琲専用と考えれば使い道が無いわけでもないけど・・・苦しい言い訳。

で、気を取り直して全高30mmでリメイク。燃焼時間延伸を考えて主室開口径を38mmとした。CHS-Jの40mmから半径で1mm小さくなっただけで起動時間が15秒まで遅くなる。ホント敏感だ。さらにジェット数を減らし、0.7mm x 7ジェットという仕様になっている。クリース数はジェット数の倍数で21。同時に製作した14クリースでもほぼ差が無かった。


30mm高バージョンでジェット孔から10mm下へマーキング。この線が最大注入可能燃料で、測ったらちょうど25ccだった。
lp_chsj_420.jpg

仕様:
 全高 30.9mm
 重さ 8g
 容量 25cc
 燃焼 8分
 給湯 5分40秒@13℃ 400ml

ちなみに五徳高は54mm(ポット〜ジェット孔間が25mm)。5mm遠くすると10秒くらい遅くなる。でもこの数字は参考になりませんのでご注意を。ジェットの噴出角度によって最適な距離が変わるので、作り手に依存する部分です。
posted by tetk at 12:33| Comment(5) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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