2011年12月19日

Moss Kingdome

この景色いいよなー。
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我が家で最も長く出番の無いキングドーム。スッゴイ久し振りに張ってみた。
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今から10年前、2001年の1年間だけ販売された超短命モデル。5角形で5本の等長ポールで自立する、スペック的には6人用の大型テントでした。テーブルを中に入れたまま4人でゆっくり寝ることもできます。大き過ぎて外からだと5角形と判りにくいかもしれないですね。

カラーリングと生地素材の違いで往年の『moss』のイメージから逸脱していますが、単純にテントとしてみた場合は、非常に完成度の高い良いテント。全部のガイラインを引けばかなりの暴風雨に耐えられます。そのせいでしょうね、吊下げに変わってしまったけどMSRブランドでも継続してるのは。

もう10年経つのか・・・。
ラベル:Moss テント
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2011年12月04日

H.M.E 3.0g キューベンファイバーウォレット

前に取り上げた 1.2g 版決戦用ワレットに続き、グッと実用性を上げた 3.0g 版ワレットをご紹介。ビデオの中で 1.2g 版との比較をちょっとやってます。


採用しているキューベンファイバ生地はそれぞれ以下のスペック
 3.0g 版  1.43oz/sqrd   48.4852189g/u
 1.2g 版  0.51oz/sqrd   17.2919312g/u


生地の重さがそのまま完成重量に反映されてますね。ズボンのポケットに入れっ放しにするのを 1.2g 版だとちょっと躊躇しますが、3.0g 版ならそんな使い方も平気です。実際に一週間毎日持ち歩いてみましたが無問題。

1.2g 版との比較で重量以外の欠点を強いてあげるとすれば、コインの出し入れがちょっとやりにくいかな。生地の硬さが仇となっている部分でしょうね。そうかと言って一部だけ 0.51oz/sqrd の生地を使うのも構造的に無理っぽい。フラップの縫い目に最もストレスがかかるので、数日使った後にSilNETを塗って補強しています(ほつれそうになったわけじゃなくて、あくまで転ばぬ先の杖ですよ)。

そんなことより軽すぎて落としても気付かなそうなのが難点か(笑) 軽さに普段使いの実用性までプラスされたワレットです。

興味ある方は H.M.E さんへアクセス!
ラベル:アクセサリ
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2011年12月03日

BioLite CampStove 予約開始

以前紹介した BioLite CampStove が、ようやく近日発売です。近日といっても来春ですが。

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カッコイイ!

外観がだいぶ変わりましたね。予価 $80 から $129 へ 5割アップして本体価格 1万円程度(送料別)。それでも1万円前後の何の変哲も無い焚き火台がゴロゴロしていることを考えたら割安に思えます。

ただいま予約受付中。テント前で小さな焚き火をしながらスマートフォンを充電する人が続出するかも(笑)
ラベル:NEWS ストーブ 火器
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2011年11月15日

ビア缶クッカー

ビール缶をクッカー(ポット)にしてしまう例を海外サイトでよく目にします。上を切っても胴体の剛性が保てる手頃な缶を、日本で入手するのが難しい。何か解決方法が無いかなあと探していてyoutubeで発見。

zellphさん

胴体にクビレというかスジを付けて強度を上げようという作戦ですね。残念ながら自分の技術じゃ真似できません。それに蓋部分を綺麗にくり貫く缶切りも持ってないし。

intenseanglerさん

コレは素晴らしい! スチール缶とアルミ缶の径がまったく同じだなんて!! さっそく倣って工作開始。

普通の350ml缶と缶詰のスチール缶を用意します。
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アルミ缶をカット
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スチール缶をカット
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サンドペーパーで整えて合体
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FOE缶(と言うそうな・・・パッ缶です)の内側に残った鍔を木片で潰します
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重さ
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見事!掴んでも凹まない! 250mlまでの給湯ポットにするもよし、マグカップにするもよし、いずれにしろ軽量グッヅであること間違い無し。フタは天ぷらガードから作ればOK。
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ただし欠点があって、スチールゆえサビが出やすいです。他にも身体に悪いという話がありますね。
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2011年11月06日

ZIPLOCと戯れる

今週末はジップロックと格闘してました(笑) アメリカのUL界じゃ結構有名なtipsです。
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その1 ジップロック・スクリューロックを食器らしくする
サイズ的にちょうど良い473ml。でも蓋用に付いているスクリュー部分と鍔(ツバ)が何となく嫌。というわけでカットしてしまいます。
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収納容器っぽさが無くなった感じがしませんか? しかし上の剛性が無くなってフニャフニャ。汁物には厳しいかな。レトルトカレーとかにいいかも。切ってない方へピッタリ収まって蓋を閉めることもできますよ。

その2 組み合わせて収納ケース兼食器にしよう
ジップロック・スクリューロックにジップロック・コンテナー小をひっくり返して載せるとピッタリ。
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スクリューの方の蓋をくり貫きます。
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締めるとこんな感じ。
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スクリューロックには473mlと730mlの2種類があるんで、内容物に合わせて選択できますね。アメリカにはもっと長いのがあるみたいです。
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その3 チタンカップを組み合わせよう
ベルモントやA&Fのチタンカップにコンテナー小がぴったり入ります。これだけで最小クッカーセットになりますね。
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こんな組み合わせも。
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ベルモントのチタンマグ600ml(BM-057)なら入りそう。欲しくなったかも(笑)
AntiGravityGearのコージーを組み合わせればさらに広がりますね。

余ったジップロックを奥様へ献上することをお忘れなく(笑)
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2011年10月15日

EASTON ペグの補修

軽量強力なペグとして Easton CampAnchor Tent Stake が人気ですね。Parawing や Outfitterwing を設営するときに愛用しています。ただしヘッド抜けの欠点があって、新品を 2 回ハンマーで叩いただけで外れたことすら・・・。

構造的にツルツルのチューブにアルミヘッドを接着剤でくっつけているだけなので、単純に接着してもまた外れてしまう。そこでチューブの接着面にキズを付けて引っ掛かるように細工してやります。
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金ノコで 1〜2 回引けば OK。できたらヘッド側にも細工したいところですが難しくてやってません。

しっかり脱脂して、溶接並みの強度(とパッケージに書いてある)らしい AUTOWELD を塗って奥まで圧入。奥までってところがポイントです。
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2 日ほど放置したら完了です。
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リペア後数回使用しましたが外れることなく機能してます。瞬間接着剤は衝撃に弱いからダメですよ。

動画で見たい方は↓をどうぞ。


このステーク(ペグ)、購入時に付いているループは交換した方が良いですね。これこそ一発で切れますから。それとやはりレザーマンみたいなプライヤ(ラジオペンチ?)も必携。ヘッド抜けしたチューブを引き抜く必需品です。
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2011年10月13日

H.M.E. Cuben Fiber Wallet −決戦用ワレット−

先日のキャンプ蕎麦処さんからとてつもない物をいただきました。
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H.M.Eさんのキューベンファイバーワレットです!

実測 1.2g だそうで、きっと世界最軽量の財布。

MTB XCの競技専用タイヤみたいに、まさに『決戦用』という感じ。中身は努力無しで勝手に超軽量化されてるのに(笑)、ジャリ銭で重い街用財布のまま持ち歩いていました。これだけでかなり削減可。

普段使いではなく、登山口で必要な金額だけ移して携帯しようと思います。これならヒップベルトのポケットにも入れられますね。ワレット自身に剛性がありませんから、保険証/免許証などのカードは何か入れておいた方が良いです。

やっぱりこっちかな(笑)
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タグに通したループを持ってぶら下げても、カードホルダ側が下になって中身が落ちないよう、タグを付ける側まで考えられていることを発見(小銭側はフラップがあるから大丈夫)。こんな心遣いを感じるデザイン、大好きです。
ラベル:アクセサリ
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2011年09月17日

Klean Kanteen Insulated Bottle

キャンプ用に保温ボトルを購入。テルモス型じゃなくてそのまま飲めるスタイルを優先した。マイボトルとやらが流行って選り取りみどりだけどそこはマニアックにクリカン。同時に CAFE CAP も入手して準備万端(笑)
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保温がいいと書いてあるサイトは多いけど本当か? 実証している記事も無い。ボディの保温は高そうでも、実際キャップ周りからかなり放熱してます。

それじゃあということで、魔法瓶並みの性能があるかを簡単に検証。対戦相手は手持ちのテルモスの中で最も成績の悪かった FSD-300(容量300ml)。容量が小さいと不利ですから、クリカン有利な条件で試験です。
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まあ魔法瓶として作られた物じゃないんで納得。逆に善戦してるんじゃないですか? それより予測に反した保温力を示したカフェキャップに驚きました(横並びじゃなくて別の日に単独でテスト)。飲み終わるまで 6 時間もかかることなんてありえないから、常に熱い/冷たいまま飲めるということですね。こりゃいいわ。
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使用上の注意
熱湯を入れた直後に傾けると噴出します(密閉キャップなのに)。力いっぱい締めないとダメみたいですよ。
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2011年09月16日

エディー・バウアーのサーモマグ

初めて海外出張した時に買ってきた物。
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小さな穴から飲むなんて行為に違和感アリアリの時代でした。一度だけ使ってみたものの馴染むことができずずっと食器棚の奥。いま見ると懐かしい形をしていますね。

あれから20数年・・・スタバやタリーズに鍛えられ(笑)カフェキャップもすっかり身近な存在になりました。もうこいつは使いませんけどね。
ラベル:アクセサリ
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2011年09月12日

EtaPower Pot 1L

またもやクッカーの話で恐縮です。今回登場するのは Primus のヒートエクスチェンジャ付き1.0L アルミ製ポット「EtaPower Pot 1L」です。単品でも ExpressStove とのセット品でも販売されてますね(ただし日本未発売)。私はセットで購入しました。風防も一緒に欲しくてそれぞれ単品で買うより割安感が出るから・・・。あくまで本命はこのポットでした。

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いろんなタイプのガス・ストーブが販売され、いろんな直径のクッカーも販売されているけど、沸騰目的の効率なら炎が中心に集中するタイプが絶対良い。この意味において外周部にしか炎が出ない液燃ストーブはまったくダメ。ガス・ストーブでもヘッド直径が大きいものや横方向へ炎が多く出るタイプもダメ。ストーブが発生させるカロリーを有効にポットへ伝えられているかと言うと、ほとんどの場合できてないでしょう。余りある火力で補って誤魔化している感じです。真上に上がる炎のストーブで、中心部で炎を受け、かつ、クッカーに当たって外周部へ逃げる炎のカロリーまで捕まえて効率を上げようとしたのが JetBoil ですね。だから沸騰試験と燃費で高得点になるわけです。
アルコール・ストーブはそもそも発生熱量が圧倒的に低い。だから炎の有効利用を気にするんですよ(笑)。

さて本題のポット。実物を見た限り日本でも販売されている LiTech Trek Kettle/Pan にヒートエクスチェンジャを付けただけの違いだと思っていました。ところが重さを測ってみてビックリ! ヒダヒダが付いたイータパワーポットの方が軽いのです。

フタ。誤差の範囲ですね。
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ポット。EtaPowerの方が軽い!
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合計。
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どこが違うのか? どうやらポット全体にわたって LiTech の方が厚いようです。測定器が無いので数値で示せませんが、触感でも感じる違いがありました。さらに LiTech の底には滑り止め加工(熱を受けやすくする狙いもあるか?)も施されています。厚いということは、熱が均一に伝わりやすくなるということだから、焦げにくく蓄熱効果もあるということですね。ただしその分重くなっています。
逆に EtaPower Pot は全体に薄く、底の外周にヒートエクスチェンジャを取り付けた構造です。真ん中の炎をダイレクトに中へ伝え、ヒートエクスチェンジャで捕まえた熱を外周部で伝える、という発想なのかしらん。単純な湯沸し競争じゃわからない微妙な違いがあるのかもしれません。ちなみに EtaPower の方が火から下ろしてもしばらくグツグツしていました。ということはEtaPowerの方が蓄熱性が高い? どうにもよくわからなくなってきた(笑)。
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下表は、ポットの違いが沸騰時間と燃費に与える影響を調べた結果です。
以前の試験とはスタート水温が違うので単純比較できません。)
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EtaPower Pot が早く沸いて消費燃料も少ない結果となりました。しかし単純な湯沸しなら JetBoil Sol Ti の方が良い成績です。JetBoil の苦手な炊飯や煮物系の調理に向く汎用性の高いクッカーと言えそうです。

アルコール・ストーブで夢の 2 カップ 2 分台達成!! ヒートエクスチェンジャ付きポット最高!
ラベル:クッカー
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2011年09月09日

Primus TiTech Pot 0.6L

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以前PRIMUS先取り情報の中で、TiTech Potを取り上げました。アルミ版 AluTech はイワタニプリムスでも販売開始されましたね。しかしチタン版は未発売のまま。本国価格が高過ぎるから輸入されないのでしょうか? ちなみに US 価格で $72、UK 価格で£40。化粧箱に入っているところは高級品チックです(笑)。
リーズナブルな0.6L前後のチタンポットならTibetanがありました。ところが今まで購入できたショップから消えてしまい、FREELIGHTカルデラコーンとセットで買うしかなくなってしまったのかなと思います。Primus なら多くの通販サイトで扱われてるので入手が楽ですね。

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本題のPrimus TiTech Pot 0.6Lですが、とても良いサイズ感です。550mlサイズより1cm深く、2カップ(400ml)沸かすのにちょうど良いサイズと言えます。550mlだとギリかなという感じが払拭されました。容量の目盛りが刻まれている点も親切ですね。さらにハンドルが長く使える形状なので、炎に炙られにくくなって使い勝手が良いです。惜しむらくは、ハンドル素材がチタンじゃないことですかね。ここで重量的にかなり損をしています。

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ポットの底、スタッフバッグとフタの作りを見ると、同じ工場で作らせている気がします。made in chinaですし。大資本のPRIMUSが仕様を出して外注工場として使っているのかな?

恒例の(笑)重さ比較
フタ。5gの違いって個体差にしては大きい。
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ポット本体。容量増とステンハンドルで損してるのに差が小さい!
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セット。この差なら Primus でいいかな。
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ラベル:クッカー
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2011年08月27日

BIGOAK キャンドル・ランタン −真鍮−

BIG OAK つながりでブラス版も。
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真鍮に魅せられて入手。一回くらい使った気もするから新同品です。当時の輝きのまま保管中。
付属のポーチが鹿革という話もあるけど本当のところはどうなんだろう?
まあ今後も使うことが無いと思う箪笥の肥しでした。
ラベル:火器 ランタン
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2011年08月26日

BIGOAK キャンドル・ランタン

もう30年近く前に買ったキャンドル・ランタン。
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いろんなところへ一緒に出かけたランタンです。片っ端からキャンドル・ランタンを買い集めたこともあったけど、やはりビッグオークが落ち着きますね。上蓋の開くタイプを使うと UCO のダメさ加減がよくわかります。革製ポーチは溶けた蝋でひどい状態になって廃棄。正直使いやすいポーチではありませんでした。

車で行くキャンプでも、液燃ランタンからキャンドル系へ回帰してます。PAC-FLATのキャンドル・ランタン・リフレクターを吊下げ時に装着すると、思いのほかいい仕事してくれます。今でも同等品が売られているようですね。
ラベル:火器 ランタン
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2011年08月06日

MSR Whisperlite Universal

2012年1月に、MSRがウィスパーライトの新型をリリースするようです。
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「ウィスパーライト・ユニバーサル」というネーミングで、今までワイヤーだった三脚がプレート型に変更されているのが目に付きます。ジェット(ニップル?)が3種類用意され、白ガスと灯油の他、ガス缶にも対応します。ガス缶は10℃以上なら正立で気化ガスを、それ以下の低温環境なら倒立で液状ガスを利用可能。レッグ形状の変更による若干の軽量化、細く柔軟になったフューエルラインで使い勝手も良くなりそうです。ただ見慣れたシルエットが変わってしまうところに寂しさも覚えますが・・・。

日本へ正規輸入されないんでしょうねえ。Windpro も WindproII になって液出しに対応。ちなみに既存ウィスパーライト2種も継続するらしいですよ。

ラベル:NEWS 火器 ストーブ
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2011年08月01日

SUUNTO Vector スント・ベクター

今やすっかりメジャーになったSUUNTOのVECTOR。いつ買ったか定かじゃないけど、日本初上陸からそんなに経っていない頃だったと思います。ぶつけたり擦ったり、だいぶ年季が入ってきました。
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購入直後は標準のウレタンストラップで使っていました。でも汗でヌルヌルするし、埃と混じって「黒い汁」状態になるのが気に入らず、布製バンドに換装して今日に至ります。最初別の時計に使っていたバンドを流用しましたが(写真左)ユニットがガタガタ動くので、結局純正ファブリックストラップ(写真右)に行き着きました。今は社外品含めて選択肢が広がってるんですね。
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純正はごつい本体がさらに出っ張るのが難点ですが、それ以外は至って快調。特に冬場、ジャケットの上から巻いておけば、グローブや袖口を捲り上げることなく即座に確認できて便利です。
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時計機能について
アラームが3つあるけど、これで起きられたことってまずないです(笑)。解除を忘れて下山翌日に鳴ってることもしばしば。こういう時に限って起きられるのは何故? 他にも機能があるけど使うことありませんね。

高度計について
現在地の高度がわかると「あと100m登れば到着」とか励みになりますね。逆に「まだこれしか登ってないのかよ」と打ちひしがれることもありますが(笑)。登山口の標高をあらかじめ調べておいて、歩き出す前に補正する癖をつけましょう。「残り50m」と思ってから登らされる2-300mはマジ辛いです(笑)

温度計について
腕に巻いている限り意味ありません。山行き記録を書く用かな。登山よりもキャンプで話のネタになるものかと思ってます。

気圧計について
気圧傾向の表示は行動中意味無いですね、標高差で変わりますから。テン場でゆっくりしているときに見るものです。夜のテントで傾向グラフが水平だと安心します。

方位計について
コンパスを別途持つ必要がなくなりました。もっとも磁石が必要なシチュエーションに陥ったこともありませんが。山頂で地図を広げて遠くの山を特定する時と、テン場で入口の向きを決めるときくらいですかね。

ログ機能について
使ったことありません。この機能をメインに考えるならGPSでしょうねえ。

照明機能について
暗闇で外した状態だと、どっちのボタンかわからないです。点いても消えるのがちょっと早い。もう3秒くらい長く点灯していて欲しいですね。

その他
電池の持ちが悪いです。低温下だとすぐに電池マークが出ます。前述の使い方と矛盾するけど、本当の厳冬期は肌に直接触れさせて温めるようにした方がいいのかも。最近売られている物は低消費電力化が進んでいるんでしょうか? 
純正品の電池は高いので、家電店で予備を含めて購入しておくことをお薦めします。何回かに一回の割合で純正品のフタとパッキンを交換すればいいでしょうね。

山行きに過不足無いというのがインプレッションです。でも10年くらい経つのに値段が落ちないですね。電子機器だから部材費なんて今や何分の一になってると思うんだけど・・・。アナログ針が欲しけりゃプロトレックなのかな。完全アナログだと相変わらずREVUE THOMMENのALTIMARKが欲しかったりします。

追記
使用ボタン電池はCR2430。ホームセンターだと置いていない所が多いです。家電量販店で300円前後でしょうか。
↑ のエントリを書くのに触っていたら完全な電池切れ。この際だからまとめて買うかと探したら、運良く送料無料で10個900円を発見。いわゆるバルク品です。多少電池寿命が短くても、これで3年分は確保です。
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2011年07月24日

Primus OmniLite Ti

プリムスが OmniFuel のチタン版を来春リリースします。OmniFuelの 339g から 239g へ 100g の軽量化に成功。
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単にチタン化されただけではありません。スプレッダーとノズルの距離が変更されてEtaシリーズのクッカーとの効率を向上させているらしいです。五徳やカップの形状も変更されてますね。
ラベル:NEWS 火器 ストーブ
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2011年07月23日

JetBoil Sumo TI group cooking system

JetBoil Sumoにチタン版が登場します。現在のアルミ版より100g近く軽量化される模様。
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2人でFast&Lightな登山をするのにいいかも。
ラベル:NEWS 火器 ストーブ
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2011年06月24日

グランピング −Glamping Roll-Up Furniture−

前置き
アウトドアのスタイルは千差万別十人十色。本人が満足してればそれで充分であって、優劣やハイソもローソも何も無い。手段じゃなく目的と化したキャンプだとスタイルの振り幅が大きいから、他の人のサイトを見学させていただくと常に新しい発見があって楽しい。それこそ道具なんか何でも良くて、その辺にある物を適当に持って行って済ませ、とにかく出掛ける事に主眼を置く人(素晴らしい!)。逆に一品一品感性に合う物を取り揃え、自分の思い描く"空気感"を作り出し、その中に身を置くことに喜びを感じる人(これも素晴らしい)。

後者の最たるものが、欧米で見られる設備万全の長期滞在型キャンプ場になるのかもしれません。まるで貸し別荘みたいなもんで、壁がハードか(硬いか)ソフトか(柔らかいか)の違いしか無い。こういう至れり尽くせりのキャンプを「グランピング(Glamping)」と言うそうな。
ただ悲しいかな日本の社会構造や国民性じゃ、狭義のグランピングは定着しないでしょう。いくら豪勢でも一箇所にひと月も滞在していられない(貧乏性です)。せいぜい数泊で次の景色と風を求めて移動したくなる。

日本的なグランピングには、欧米のそれと違う解釈が与えられるべきですね。そもそもこの新造語は「グラマラス(glamorous):魅惑的」「キャンピング(camping)」から成っており、「魅惑」をどう解釈するかでどうとでも捉えることができそうです。「"お洒落"なサイトでキャンプする」でもいいし、「キャンピングカーで快適に」でもいいし、これまた人それぞれの考えがありそう。ウッドテーブルを使えばグランピングと呼べるか? イスもウッドじゃなきゃダメ? 個人的にはその人の色が出てるならグランピングで良いじゃないと思ってます。脱線するけど、キャンプする人をキャンパーと呼ぶならグランピングを楽しむ人はグランパー?・・・爺ちゃんみたいだな(笑)


本題
前置きが長ったらしくてゴメンナサイ。たまたま見つけたテーブルの名前が「Glamping Roll-Up」だったんで、ついつい言葉の意味を考えてしまったんですよ。というわけでようやく本題。

洒落たキャンプを志向する数奇者の皆さんがこぞって使うウッドテーブル。ここ2-3年自作が静かなブームだし商品もいくつか発売され、選択の幅が広がって喜ばしい限りです。キャンプ用品発掘サイト(笑)の本領を発揮して、新たなウッドテーブル・セットを紹介します。
glamping_rollup_01.jpg
glamping_rollup_02.jpg
テーブル寸法:H74 x W91 x D66cm
スツール寸法:H49 x W46 x D41cm

素材はシーシャムウッド(sheesham wood)。ちょっと金属が目立ちすぎかな。価格はセットで4万円弱。海外発送してくれるみたいですよ。詳しくはコチラ
自分のミドル/ロー・スタイルには高さがありすぎるけど、スツールをサイドテーブルとして使うのはいいかもしれない。
ラベル:テーブル
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2011年06月18日

ウッド・バーニング・ストーブ

基本的に焚き火はしませんが・・・ちょうど良いサイズの缶があったので・・・。山で使おうなんて気持ちはさらさらありません。オートキャンプ専用のオモチャです。
hm_bushbuddy_01.jpg
完成直後

直径:10cm
高さ:14cm

イメージしたのはBushbuddy Stove。本物が燃えてるところを見たかもしれないけど記憶が無いので比較できませんが、2次燃焼が凄いです。ウッドガスストーブを名乗れるかな。
hm_bushbuddy_02.jpg


↑を見られなければコチラをクリック。
ちなみに燃やしているのはコレの残骸。乾燥してて火付きがイイ。でもこのサイズの薪調達が面倒です。代わりに木質ペレットを使ったらどうなるんだろう?

スチールの加工って難しいです。性能や出来栄えを考えたら製品を買うのが早いですね(笑)
ラベル:自作 火器 焚き火
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2011年06月08日

高さ調整式折り畳みテーブル第3案

最初に白状してしまいますが、ギミックに凝り過ぎて実用性に薄いテーブル案です。このまま闇に葬るのは悔しいのでブログネタに(笑)

思い付きが使えそうかを確認するため 1/2 スケールで試作。


一応考えていた条件;
■ それほど天板サイズを大きくしない
■ 高さ20〜40cmの調整ができる
■ 収納時に脚がはみ出さない
■ ホームセンターで入手できる材料だけ使う(コレ重要)
■ 特殊な加工無し(コレも重要)

基本的な構造は昔からある方式で、脚をクルッと回して調整幅を大きくしているところがミソでした。

メリット
○ 留める溝を増やせば何段階でも調整可能
○ 男心をくすぐるギミック(笑)

デメリット
● 組立てが面倒
● L型金具部分の剛性確保が難しい
● 貫を入れて強度を高めようとするとペタッと格納できない(試作品はコレ)
● その他諸々

このミニチュア作りで燃え尽きました。本番製作することは多分無いです(疲) 素直に Byer の Nomad Travel Table や Blue Ridge Chair Works の The Roll-Top Table みたいな構造で、脚を長短2セット持つのが最良のソリューション・・・という気がしてきた。
ラベル:自作 テーブル
posted by tetk at 21:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 道具系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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