友人でもあるスローパーズ坂戸の主人から「やってみなよ」と言われ、重い腰を持ち上げて開発を開始。かかった期間は3ヶ月弱かな。
巷で言われてる「自動炊飯」って、どこまでが自動なんでしょう?? 気温、水温、高度、風、炊く合数が毎回ちがうわけだし、さらにストーブを置く台(テーブル)の材質でも燃焼時間が変わるのがアルコールストーブです。最終的にはクッカーの様子を見ながら火から下ろしたり遠ざけたりの手動調整が必要と思ってます。
なので開発の方向性としては以下のような感じです。
- 高さは4cm程度までに抑えたい
- 強火時間は燃料の投入量で変えられる
- 強火から弱火への移行は自動
- 弱火は一定時間燃焼すれば良い
- 弱火時間の調整はクッカーを人が下ろすことで対応
そもそも完全自動化なんてできないと考えているんで、こんなもんでしょう。
キャンプで米を炊くことはほとんど無いし、山ではアルファー化米ばかりでした。ましてやトランギアのメスティンで飯炊きなんて35年ぶりくらいですよ。今さらアルマイトが傷ついてアルミ地肌が露出したメスティン飯なんて食いたくないですし。でも試験のために新しくメスティンを入手してがんばりましたよ(笑)
ま、それでも自動で火力が途中で落ちる機能は追加できたかな。
量産化はしませんよ。どうぞカット&エラーで自作を楽しんでください。
メスティンじゃなくカップで使ってみたい。