2017年09月22日

CHS アルコールストーブの動作と製作

開発からバリエーション展開に至るまでこのBlog上ですべて公開してきたこともあって、過去動画のどこかに必ず詳細な作り方や特長などが含まれています。例えば缶をカットしたり曲げたりするシーンを毎回入れるのって冗長で退屈なビデオになってしまうので、出来上がったパーツだけ見せるよう工夫してきたんですよ。

あれから数年が経過して、当時を知らない新しい方々がトライしようとした際に、不親切でもあるなあと思います。そこで重い腰を上げてCHSに関するすべてを集めたビデオを制作しようと。

その第1弾が ↓ です。


本ビデオでは以下のことがわかります;
● どのようにして動作しているか
● バリエーションの数々
● 特長


第2弾は最も簡単に製作できるeCHSの作り方の前編です。

各工程での効果的な加工法や仕様に影響する部分を解説しています。
● 缶選び
● 塗装剥ぎ
● バスタブ開け
● プロットと線引き
● 切断
● シールド前処理


第3弾は最も簡単に製作できるeCHSの作り方の後編です。

各工程での効果的な加工法や仕様に影響する部分を解説しています。
● クリース作り
● ジェット孔開け
● 短冊作り
● かん合
● 最終処理
 ・Autoweld処理
 ・折り返し処理


とりあえずeCHSのハウツーは完結。これ見てまだ判らんという場合は、ここのコメント欄でメールアドレスを入力の上質問してください。なかなか言葉だけじゃ理解しにくいことが多いから、写真や絵のやりとりをしながら解決していきましょ。メアドは一般公開されないからネ。
posted by tetk at 12:19| Comment(10) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リムの細い缶ですが、リム部分を強引にペンチで広げてやることで使えるようになります。使ってますw
焼きなましもしないでそのまま100均のペンチで摘まんで広げていきます、一気に広げず3〜5周くらい回しながら徐々に調整しながら広げます
まぁ当然精度とかの点では劣ると思いますが参考までに
Posted by コミ at 2017年12月13日 01:33
コミさん
おっしゃる通り、要は隙間を埋められれば良いんで、それさえできれば何でも使えますね。私の知らない缶で適合するのもあるでしょうし、皆さんに楽しんでいただけると幸いです。
Posted by tetk at 2017年12月13日 08:40
突然のコメント大変失礼いたします。こちらのストーブは販売はしていないのでしょうか?
Posted by ジュン at 2017年12月20日 19:52
DMしました。
Posted by tetk at 2017年12月21日 06:35
先ほどYoutubeで質問させていただいた者です。
ご返答ありがとうございます!
指摘していただいた外壁内壁の箇所の修正とクリースの修正により本燃焼に移行してくれました!
原因としてフランジの下のRになっている部分にクリースを作っていなかったということだと思われます。
完成度の更なる向上を目指して新しく作ってみようと思います。
ありがとうございました!
Posted by じゃむ at 2018年03月09日 16:28
じゃむさん こんにちは
やはり隙間に燃料が行っていませんでしたか。解決できて良かったです。
どうぞ楽しんで自分好みの炎を見付けてくださいね。
Posted by tetk at 2018年03月09日 17:32
tetkさん、はじめまして。cycle-oyajiと申します。

2013頃でしたでしょうか?
tetkさんの Blog記事で知り 7,8個製作してみた eCHS-stove を便利に使わせていただいております。
(私のレベルでは手先の器用さがアレなので eCHS限定ですが)
秒速の起動と安定した燃焼が素晴らしいですね。

今回、これを活用しようと
ハイキングや自転車ツーリングの時の袋入りラーメン製作用にと考え
液面の深さをとり易いステンレス製キャンティーン(Rothco製)や
チタン製キャンティーン(MAXI G.I cup)と組み合わせて
コンパクトなセットを組むことが出来ました。

その後、欲が出てきてこれで2杯分の白飯を炊いてみようとしたところ
炊き上がり直前の鍋底の水分が無くなってきた辺りから
鍋の薄さと両材質の熱伝導性の悪さも手伝ってか?2つ共、焦げが発生してしまいました。
アルコールストーブの燃料を炊き上がり想定時間に合わせて設定しておいたせいで
ひどい焦げ付きには至りませんでしたが、スコッチブライトでこすり取る必要が有る程度にはなってしまいました。

焦げ付きの発生部位が wiremesh 五徳の接触部に相応した部分的な円環状の焦げ跡だった事から
伝熱部の面積を拡大拡散させようと
1回目は厚さ45μのアルミ箔を敷く(鍋底をくるむ)方式で試したところ、焦げ付きは抑制出来たようでしたが
1回の使用で5mm以上の穴が開いてしまうということで Sustainable が叫ばれるこのご時世にふさわしくないので

2回目はラジオデパートの2Fで入手した0.3mm厚さの銅板をキャンティーンに収納出来るように繭型に切り抜き
五徳の上に乗せて炊飯した所、たいした時間ロスも目立たずに?焦げ付き無しで炊飯することが出来ました。

<自分的に良かった所>
・焦げ付きがほぼ発生しない。
・焦げ付きをスコッチブライトでこすり取る必要が皆無?に近く出来た事。
・アルストの炎と鍋底の間に余分なものを挟んだわりには想定より熱のロスが少なそうだという思い込み?(数値的検証zeroですが)
 鍋底と銅板の接触は一応平面のようには見えているものの真実接触面積は少なそうなので
 案外、輻射による伝熱が大きく機能しているのかも知れません。
<デメリット>
・0.3mmの薄い銅板とは言え 18g の質量が発生すること
・『お焦げ』の香ばしい香りがほとんど期待出来ないこと(これはかなり残念な点かも)。
という結果となりまだ室内試験の段階なので、その内にハイキングや自転車で遠出した際に検証してみたいものです。
(今度は風の影響でデータがとんでもなくバラツキそうですが)
と言っても
昨日のニュースで大きく報道された足利の大規模な山火事はハイカー?の火の不始末が原因のようなので
しばらくお外で火を扱うのはご法度になるやも知れませんが...

それはともかく
なんか手先を動かしながらあれこれ工夫するのは楽しいものですね。
今回の自分の工夫?もとっくにどなたかがやられている事とは思いますが...

tetkさんとJSBさん達のような高度なアイデアと深い考察にあふれたやり取りには遠く及びませんが
楽しんでいきたいと思っております。

最後に、これからも tetkさんの工夫の数々を楽しみにしております。

駄文長文失礼致しました。cycle-oyaji
Posted by cycle-oyaji at 2021年02月25日 16:12
cycle-oyajiさん
コメントをありがとうございます。

素晴らしいトライ&エラーと成果ですね! 頭が下がります。

私は調理に関して興味がないというか、外飯は乾燥食やせいぜいレトルトでいいやって思ってまして、まったく追求したことがありません。
それもあって私のアルコールストーブは給湯特化型みたいな剛火力系ばっかりなんですよ。

しかもCHSは火力一点集中型ですから、そもそも炊飯に向かないストーブだと思ってました。だからチムニー型で炊飯向きをアピールしたばかりでもあるんですが・・・。それを創意工夫で実用化するだなんて尊敬に値します。
もしblogやyoutubeチャネルをお持ちなら、世間にぜひぜひ紹介してアルコールストーブの可能性を広く知らしめていただきたいです。

確かEPIだったかな、チタンカップで炊飯できるようアルミ粉を蒸着させたものがありましたね。FREELIGHTも底にアルミ板を取り付けたものをリリースしています。あっ、昔の商品ですが炎の当たりをマイルドにできる『オウフキン』なんてものもありました。
cycle-oyajiさんの研究結果は、これら以外のクッカーでもDIYで対応できることを証明されていると思います。いやほんと素晴らしい。

もし銅板とクッカーの接触や熱伝導を向上させるなら、例えばCPUとクーラーをくっつけるシリコングリスを塗ってみるのも一つの手かと思います。

素敵な創意工夫のご報告と共有をありがとうございました。どっかで公開してください、ゼヒ!
Posted by tetk at 2021年02月25日 16:53
早速のご返事恐縮致します。
実は CHS-stove を知る以前にプレヒートで時間のかかるアルコールストーブをMTBツーリングに持って行き、せっかちな山友達に文句を言われた経験が有るものですから CHS-stove の記事を見た時に、これを知っていればと悔しい思いをしたことが有るんです。なので鋭い考察と実践で、このような実用度の極めて高いストーブを開発されたことは、本当に素晴らしいことですし、感謝しております。
あと、アルミの溶射など熱伝導度では良いアイデアだと思いますが、アルミの耐熱性を考えるとちょっと危うい感じがします。
そうですね、やはり接触での熱伝導を良くする材料を間に介在させたいですよね。その際の材料の耐熱性を調べてみたいと思います。アドバイス感謝致します。
Posted by cycle-oyaji at 2021年02月25日 21:53
cycle-oyajiと申します。
前日(2021.02.25)の投稿内容は銅板の熱拡散効果による焦げ付き皆無のような表現をしてしまいましたが
実験数が圧倒的に少なくて、極めて限定的な効果に留まることが判明しました。
ここに謹んでお詫びすると同時に、実験結果を公表する際には各種パラメータを変えて
目的に対して何が効果が有ったのかを突き詰める必要が有ることを痛感しました。
実験数が少ない限定的な結果からパラメータの1つだけがあたかも効果が有ったように勘違いしてしまいました。
あらためてお詫びいたします。

本日、朝にTrangia用に収納可能な高さの低い五徳と、鍋底との距離を変えないように全高を低くして
間隔を30mm前後確保した eCHS-stove(開口部径39mm) を使用し、銅板を敷いてMAXI製 Titan-canteenで炊飯してみましたが
9min弱で焦げ付き始めてしまいました。
ストーブの特性が前回使用の開口部径45mmのものに比べて火力が強いもので有った事を確認していませんでした。また五徳も stove に合わせて前回より低いものを使用しました。
前回のストーブ(開口部径45mm)の燃費が 11min/27ml に対して
今回のストーブ(開口部径39mm)の燃費は 8min30sec/27ml と強火力になっていたため
 吹きこぼれも増加し焦げ付きを加速したようです。
開口部径と燃費(burn time の意)の関係が tetkさんの実験結果と逆なように見えますが
ストーブの全高が違い、五徳高さも違うものなので単純比較出来ないようです。
やはり燃焼実験を実際の使用条件に合わせて繰り返してみる必要が有りそうです。

銅板の効果は、水気が無くなりかけた時に幾らかの熱拡散効果で焦げ付きを遅らせる効果は有るようですが
強火力で加熱を続ければ、やはり焦げ付きに至るものだということのようです。

実際の使用条件でのストーブの特性を把握していなかったのが今回の主な原因のようです。

ちなみに私が CHS 構造のストーブを7,8個製作したものは
ヒダの数(クリース数でしたっけ)を18に固定
ジェット径を 1mm に固定(所有する小径ドリルが 1mm だけのため)
開口部径は、コンパスカッターの操作方法の稚拙さから口径が一定しなかったのをそのままにしてしまった。
ストーブの全高は各種=鍋に五徳を収納する都合から五徳の各種高さに合わせて鍋底からの間隔を30mm程度としたために
 ストーブ全高を2,3種類作ることになった
と言うものでした。

あらためて以前に tetkさんが実施した多くの実験結果を読み直してみる必要が有るなと感じました。
Posted by cycle-oyaji at 2021年02月26日 11:11
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