2017年03月05日

高効率のアルコールストーブを目指して その3

密閉されたタンク内の圧力が上がってきた時に、これ以上加熱しない仕組みを検討しました。前回は加熱用炎が出る穴をパイプに設けましたが、今回はその穴をやめて調理用ジェット炎をそのまま加熱用としても使えるように目論みました。
FirePillar_02.jpg

ジェット穴を斜め上へ噴き出すように開けてあります。内圧が低い時はジェットも弱いので、炎は頼りなく上へ向かう。パイプを舐めるように上がっていく感じ。そして内圧が上がってジェットが強くなると、パイプに触れること無く噴出するハズ・・・。

まず写真左側の一本ツノ版を作って試します・・・結果は使い物にならない。そもそも熱帰還量が少なすぎて内圧が上がるところまで持っていけない・・・チョロチョロした種火みたいな炎が延々と出続けるだけでした。強制的にタンクを外部加熱して元気な炎が出るようにしても、すぐに温度が下がって元のチョロ火に戻ってしまいました。

太缶で作ってあったので、サイズに対する熱帰還量が少なすぎると考えて、写真右の細缶サイズで3本ツノ版を作ります。チョロ火でも3本あれば少しは良くなるだろうとの希望的観測(笑)  まっ、そう簡単にはいきませんね。これもまったく同じでチョロ火でした。

問題点
  • 熱帰還量が圧倒的に少なすぎる
  • 燃料注入時の燃料漏出問題は解決していない
さあ困ったどうしましょう〜。まあ上手くいかないから面白いんですけどね。

つづく
posted by tetk at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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