JSB さんの FREVO は極限まで削ぎ落としたカリカリ・チューンのレーシング・スペシャル。それゆえにヘラ絞り加工的テクニックが要求されます。私は一度だけトライして早々に降参。
CHS-U のみならず eCHS も拡散しつつあるようで、BirdBrain さんが appalachiantrailcafe.net のアルコール・ストーブ・フォーラムで試行錯誤されています。そんな BirdBrain さんが、eCHS の構造と CHS-U の加工方法を組み合わせて、簡単に FREVO を作る方法を生み出しました。その名も eFREVO (easy FREVO)。オリジナル FREVO が F1 だとしたら F2 に相当するかな(笑)
BirdBrain さんのご要望にお応えして制作したのが以下のビデオ。詳細なハウツー物にしています。最後の仕上げを JB-weld でなく折り返し処理に変えて、接着不要バージョンにしてみました。多分漏れはほとんど無いはずです。
FREVO は無駄を一切省いた構造のため、セッティングがとても難しい。ビデオは二作目の個体なんですが、まだジェットとクリースのバランスが取れていません。いろいろ試してみてくださいね。
追記:
同様な作り方を dadmori さんが試されています。これからもいろんな方にいろんなアドオンを足していっていただきたいですね。
2014年04月29日
この記事へのトラックバック
今回初めてのコメントをさせて頂きます。
eFREVOと言う名前が有るとは知らず、当方の2月1日の記事で同様な方法で制作したストーブをFREVO Stoveの様な物と表現しておりました、御詫びします。
このストーブ、当方では最短沸騰時間、最短燃焼時間のダブルタイトルを獲得しています。
此れからも参考にさせて頂きます。
失礼致します。
blogを拝見させていただきました。いろいろ試して頂いているんですね。多くの方がトライした結果、バリエーションが増えたり、新しいアイディアがアドオンされていくのを見つけると嬉しい気持ちになります。
今回のeFREVOは、たまたま縁あって参加させてもらうことになったフォーラムで知った作り方で、発案者から依頼されてビデオを制作しました。同様の方法をすでに実践されていたとは流石です。
一人でやっているとどうしても既存の技術とか思考に凝り固まって停滞しがちなんですよ。これからもどうぞ刺激を与えてくださいね。
進んでいくのが楽しいし、スピードも速い。
世界への展開も拡がっていくのだろうと思います
反って気を使わせてしまった様で申し訳有りませんでした。
リーダーお二人の意見には私も同意します、私も少しでも知恵を出せれば良いのですがまだまだ刺激を受けるばかりです。
有難う御座います、御邪魔致しました。
いやいや、eFREVOってネーミングしたのはフォーラムのBB氏ですから〜。気にせずドンドン行っちゃってください。
極限領域を攻めるシロモノ。茶器で云えば崩れの美:織部♪
木の葉の葉脈も、整然で無くて、1/fの揺らぎがあります。
CHSも同様に、激しくリップルを伴いながら沸騰しているスキマには圧力変化が常に有ります。動を内在させた静です。
凸凹道を高速で通過しているクルマの足回りに似ています。
適量をバスタブへ落として本体を冷やして、jetから噴射して燃焼する仕組み。安全弁が開きっぱなしの状態だから熱効率も
最高を示すのは当然なのです。強い負帰還作用が高い安定度を支えています。縦溝はオーバーブローの帰路なのです。
eFREVO:あちらでの、BBさんの命名なんです(笑)
これに限らず、新しいヒントを加えたら、ご自分でどんどん
命名しちゃってOKです。つうか、名前が付いていないと
探すのに困難なのです。WEBの世界は広いので、、、:-)
他の自作派の仲間にも
考え付いたら、命名権も行使してね。
でも、突っ張らないで、ね
とも、お願いしています。よろしく
RED BULL CAN では、内外の差が大き過ぎる。そこでひとつの
手法として今回は、
tetkさんの動画にあるように
☆外缶の上端を(2回)内側へ折り込む
これを採用しました。曲げ加工の途中では、ベコベコ状態に
なり破綻したかのような印象を持ちますが、心配要りません
焦らずに
ジワジワと整形していくと、巧くまとまります。
最後に JB-weldでシールしてください
仮に、eFREVO ver1.2 としましょうか
※ver1.1 は1回の折り込みで、スキマがまだ多かった(汗)
2回折り込むと→ ver1.2 起動時間は、およそ4秒です