2013年12月18日

チムニー型アルコールストーブの火力アップ

キャピラリ機能をチムニー型アルコール・ストーブに組み込んで、起動時間短縮と火力アップを図ります。

試験に用いたのは、いわゆるキャット缶ストーブ。極々ありふれている使い古された構造です。
【A】:既存のチムニー型
【B】:アイディア搭載の実験機

燃焼試験の様子


この形は低加圧サイドバーナーとしても使用可能

サイドバーナーに最適化されていないとは言え、旧型の絶望的に遅いダメさ加減にウンザリ。

作り方編

チムニー型は通気量を加減することで簡単に火力調整を実装できます。超トロ火からブーストされた強火まで変幻自在。これで旧い"素"のチムニー型を使い続ける理由なんてなくなったと思うんですけどねー。

既存オープンジェット、ペニーストーブ、もちろんチムニー型も、タンク内燃料が沸騰しないとまともに機能しません。これからの季節、冷えた石や凍った地面、はたまた雪の上で使うことも出てきますよね。ストーブ筐体の熱が奪われて立ち消えなんて状況があり得ます。
しかしCHS機能なら大丈夫(なハズ)。本体が冷えていても上部のフープだけ熱くなってればちゃんとジェット噴出しますから。このキャピラリ・アシステッド・チムニーも同様に既存チムニーよりずっと強いと思いますよ。
posted by tetk at 13:44| Comment(9) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごい!
早速ですけど、マネてみます…
当たり前ですけど、パッとアイディアが浮かんでも、なかなか上手く行かないもんですね。
オリジナリティを出したい要求が空回りします。諦めず、頑張ろうっと!
Posted by smoglog at 2013年12月18日 23:47
smoglogさん
個人的に火力調整機能ってテーマの一つですね。

ジェット噴出式ストーブで、ジェットの勢いを制御するのが夢です。今まで何度もトライしてますけど、中火〜強火、あるいは強火〜剛火の調整幅しか実現できてません。というか、こんなことトライしてる人がそもそも存在しないみたいですけど(笑)

ジェット噴出式で弱火を得るならジェットを塞いでしまうのが手っ取り早くて確実です。でもこの方法を好きになれないんで、なんとか通気制御でやりたい・・・いわゆるドツボ状態。

その点チムニー型は制御が簡単です。でも火力が弱いんですよねー。この方法で少しはカバーできたかなと思います。しかし数あるアルコールストーブの中でも一2を争う風への弱さが克服できてません。CHSは風への耐性も最高クラスなんですけどね。
Posted by tetk at 2013年12月19日 09:16
tetkobaさんに触発されて作成し始め,昨日で8台目。
ウェルドを使わず,精密なカットで機密性を高めることにこだわり,ジェットも出るようになりました。
ビール缶+モンスター缶+アルミ1枚巻き(ホッチキス止め)が今のトコいいです。
Posted by efro191 at 2014年01月11日 22:13
efro191さん
JBウェルド無しが耐久性の面から見て最良と思います。今のところ不具合報告を聞いてないんですが、やはり不安なんですよねー。

オープンジェットの内壁に巻物をするのは私の発案ではありませんが、昔苦労して作ったVapor Turbo(気化ターボ)以上の加速性能を持ってますね。
唯一、黄炎が目立つのが気になるんです。ガス温度上昇が解決の糸口の気がしてるんですが、加熱ターボも搭載したら凄いことになるかもです。是非追求してください!
Posted by tetk = tetkoba at 2014年01月12日 08:31
実際キャンプで使用してみると,
1立ち上がりが早いというのは大変いい。
2予備燃焼が必要なものはペケ。
3高温化は燃料消費量に比例するので,このレベルで十分。
4火力調節ができれば最高。youtubeNO3のその後が楽しみです。
5燃料追加は必須ですから,かのアイデアは最高。燃料追加ができないがため代替ストーブが必須となってきますから。
これまで沢山のアルコールストーブのyoutubeを渉猟してきましたが,tetkobaさんのアイデアと方向性,それに工作の美しさは抜群で,すっかり魅了されております。これからも楽しみにしております。
Posted by efro191 at 2014年01月13日 12:54
efro191さん
チムニー型の炎ってわずかな風で棚引いてしまって、屋内とフィールドの落差が大きいんですよね。その点ジェット型のCHSは落差が少ない。
じゃあCHSで火力調整という話になるんですが、簡単で効果的なのはジェット孔を塞ぐシマーリング。しかしポットをどかさないとできないとか、素手で外せないとかの使い勝手の面がデメリット。チムニー型みたく通気制御でやろうとすると、強火と剛火力の狭い調整幅しか今のところ得られてません。
使い勝手の良い火力調整は永遠のテーマかもですね。
Posted by tetk at 2014年01月14日 08:23
あーそういうことか。そうですね。うーん,トランギアの火力制御の蓋を利用するしかないかな。
Posted by efro191 at 2014年01月15日 22:25
efro191さん
そうなんです。ジェット噴出タイプのアルコールストーブで、ジェット孔を塞がない火力調整法を実現するのは至難の技なんですよ。そもそもそんなことに挑戦してる人がいませんから。
日本の愛好者が知恵を寄せ合って実現できたら素晴しいですね。
Posted by tetk at 2014年01月16日 07:43
efro191さん
内壁とフープの接合部分に接着剤を塗っていないようです
この接合性は重要です。具体的には、両者の二面が近い角度で接している場合だけ気密性が保持出来ます。端部が触れる程度ではとても気密性は低く加圧されません。
面接触させるには多くの質量が増して噴射開始時間が長くなってしまいます。シール剤の機能的な考えもあって
現在では、明記しない限り接着固定しています
接着固定で一体化すると強度向上のオマケも付きます
なお、耐熱性は、200度位を必要な箇所です
Posted by JSB at 2014年02月27日 14:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
Google+