皆さん覚えてますか? Hoop Stove と言うと今や CHS=キャピラリフープを指すように感じてしまってますが、元々ウィック・ジェットだったことを。ウィックを無くそうとしたり、パイプを廃止しようと試行錯誤を繰り返して到達したのが CHS でした。
YAOJ の缶構成を発見した時、同時に「もしやオリジナルの Hoop Stove に迫れるかも?」と思いました。パイプとオートウェルドを使わない、小一時間もあれば完成してしまう Hoop Stove。
開発から一年半・・・Hoop Stove の再発見です。
YAOJの缶構成を使い、狭い副室にカーボンフェルトを入れる。燃料タンクとフープの隔壁をCFに担わせる。副室が狭いから実現できる構造です。普通のオープンジェットみたいに副室幅が広ければ、圧力が逃げてしまうし起動も遅くなるし最終的に気化量過多甚だしい。まあこのYAOJ構造でも気化量過多気味なんですけどね。
性能云々より、多分誰にでも作ることができる Hoop Stove というところに意義があるのかなと思います。
ジェットは 0.7mm X 4 + 0.8mm X 4 にしています。0.7mm のみだと暴力気味で噴出音が勇ましい(笑) 私の好みはこっちなんですが、無風で吼えない程度に抑える為に 0.8mm を混在させました。安定した炎にするなら 0.8mm 径を推奨します。そのかわり燃焼時間が短くなりますよ。
2013年10月12日
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お久しぶりです、、 (^O^)/
> 性能云々より、多分誰にでも作ることができる
>Hoop Stove というところに意義があるのかなと思います。
素晴らしい出来具合です、流石!!師匠。 ヽ(^。^)ノ
僕もオリジナルの Hoop Stoveを見た時に敷居が高くて指を咥えて見てましたが... (゜_゜)
コレで多くの方が興味を持って、また新たなアイデアが加わって進化されることでしょう。 (・ω<)
一応ハウツービデオを作るつもりでいますが、YAOJのビデオを見たらわかっちゃいますよね(笑)
ジェット式のアルコールストーブで、フープは究極の方式と思ってます。これもそのバリエーションの一つですね。方式的には行き着いた感があるので、これからは選択肢を増やす作業になっていきそうです。