キャピラリフープストーブ・ユニバーサル(長ったらしいんで CHS-U と省略)を使ったり作る上でのヒント集を撮影しました。自作の参考になれば幸いです。
ここしばらく CHS を作ってきて確信したことがいくつか。
● クリース数が多い方が毛管現象を効率良く発生させられる。一個一個の隙間が小さくなるわけです。
● クリース数が多い方がかん合が楽になる。下輪側の外周が小さくなるわけです。
● クリース数が多くなると気化ガス過多が酷くなる。上ふたつの項目に相反する現象です。ギリギリの妥協点が15〜16クリースだったわけですが、高効率な燃焼には一桁台のクリースが良いのじゃないかと考えています。
● 15クリース以下だとかん合時に折り目が内側へ膨らんで、ただの溝(グルーブ)になってしまいます。
少ない折数で下輪缶の外周を小さくする方法を模索中。一応過去作にヒントがあるんじゃないかと目星をつけているんですが、さてはてどうなることでしょう。
2013年05月21日
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感謝の気持ちしかありません!!
ここまで詳細に動画で説明するなんて…
底を開けるのが 難しかったレッドブルが
こんなに簡単に…
目から鱗です。
また参考にさせて頂きます(汗
JSBはあえて
、ポットハンドル部分周辺だけを減らして
サイクロンの変化や熱効率の低下などを
探っています。
また、別にハンドル側をやや低めにセットさせたら
登り窯のように、うまく排気方向や排熱の適正処理を
可能になるかもしれない・と考えて
火傷防止の観点からも、試しています(笑
新しい(と言うか変な)形のストーブを作ろうとすると、ストーブの方式開発だけじゃなく、工作方法の開発も必要なんですよね。
普通の方よりいろんな工具を持っていると思うんですが、やはり最終的にはありふれた工具だけで作れる物を目指したいです。
これからもよろしくお願いしますね。
切れ目で代用する案・・・RedBull缶の薄さのせいもあってほぼ断念してます。結局オートウェルドに依存しちゃうんですが、作ったクリースを埋め戻してどうなるかを試す予定です。
でも黄炎の原因が酸欠に無いことがわかってるんで、燃焼時間延長だけになるかなあ。
黄色信号が点った?なんてね
言えない 言えない(笑)
ビデオの検体は、そもそも黄炎がヒドイやつなんです。気化させすぎもあると思うんですけどねえ。
ただCHSの構造で、ジェット孔をサイドバーナーみたいに外側へ配しても、全ジェットから黄炎が出るんで、酸欠が原因じゃないと判断してます。やはりジェット温度の問題かなあ。
察するに。それは酸欠ではなくて気化路での不安定な
逆流を含む流れを受けて大きな脈流の現象(りっぷる)と
なって噴き出し量が変化。
液量が多すぎた場面で、噴射燃焼の温度低下になり
青色から黄色、しまいには赤色 と信号機みたいに
カラーコード宜しく明確に教えてくれる(苦笑)
1、爆噴と鋭い噴射は、相関関係があるのかな?
2、太いjetに拡大させると、爆噴は消えるようだが
シャープな美炎でないのは辛い
3、噴射を水平に近くすると、炎が隣とくっつきやすい
4、液面とhoopとのマージンは大きすぎてもダメだった
12mmぐらいが最良点に感じる、今回の作例
hoopと液面との落差:壁高 とすると
、極小hoopでは12mmぐらいが実体験してみて
俊足な立ち上がりのための最適値に近いようです。
壁高が高すぎても何故か、鋭い立ち上がりは出来なかった。
バスタブ燃焼が弱いCHS特有の性質が関与しているかも?
これは、厳冬期に”外壁炙り”を実験してみて
底近くを炙るよりも、天環15mm下がり位置炙りのほうが
高得点でしたので、今回の体験値とほぼ一致します。
「火が出る」「沸かせる」というレベルならこんなに苦労しないんですけどねえ。やはりいろんな最適化を図って完成度を高めたい・・・。
でも最近は方式論でなく方法論的な試作ばかりなのが辛いです。方式としてはほぼ確立、構造と工作方法を探す日々。
これも美炎と効率を追い求めるため。先の見えない航海が続きます。
鉄製内壁は蓄熱効果の影響か、気化熱で温度が下がらない印象。するともっとクリース数は少なくていい?
2クリース以下を試してみては如何でしょうか?
こちらの駄作、フランジレスのタイプも初めは5回ほど
ちぎれる失敗作を作り続けて、諦めかけていました。
加工前の焼きなましに、ふと気付きまして(-_-;)
ようやく内方向への凹加工に漕ぎ着けた次第です。
見るべきものは→仲間のビデオだなと 新たに感謝!
外壁の拡張は広げる方向なので、素直にクリア
外壁は2回の焼きなましで、折れ欠損を防止しています
そして初萌えの後で、ピンペグでの押さえを実施(笑)
浮いて困るのは シェルターと火器の漏れ
半年前に無理だったデザインが、実現可能になる!
そういう隠れた嬉しさは
共有する仲間との交流で得られるヒントからです!
失敗作でもいつの日にかゾンビのように別の手法の
一部となったりして良い意味で復活することもあります
公開できるような代物ができない日々も、将来への引き出しを増やしているんだと自分に言い聞かせ・・・(笑) そんなことの繰り返しですね。
クリース数を減らすと確実に素手で持てなくなることがハッキリわかりました。持てることの意味なんてほとんど無いんですけど、ちょっと残念な気分です。
結局JBウェルドに頼ることになるけど、切れ込み(切り欠き)を入れて外周差を吸収するしかないのかなあ。逆に限界までクリースを増やしてやろうかしらん(笑)
例えば、57mm缶にクリースを沢山作り外壁として
内壁を、53mm缶をミニスカ短冊切りして
ストレートのまま使ったとしたら
どういう効果が発生するのだろう?
何が何でも内壁にクリース設けるだけじゃない選択肢も
考えてみるにも、ヒントのひとつかもしれない
内外壁の間隔が広すぎませんか? 毛管じゃなくてグルーブ系になってしまうような・・・。
こちらは次なる方法を試作中。あいも変わらずJBウェルドを頼ったものですが。上手く行くかなー?
FREVO stove(サブウルトラライトキャピラリーストーブ)
では達成出来ないと悟りました(痛)
hoopの極小値は、1.2mm*2.5mm の判りました。
これでも400ml給湯を5分30秒でこなします。5.2gです
缶底を弄らずという条件下です
平底になるように叩けば 4.5gでも可能なはず(爆)
あまり普段は考慮しないのですが、、この軽さと斬新性を
軽量ハイキングに、どう活かしていくのか?
そういうマーケティングな分野は苦手なので
やはり他の人たちに、お任せしますわ((-_-;))
一度でも3秒起動とか10g未満とかを目にしてしまうと、それなりの仕様じゃ満足できなくなりますね。やはりすべての項目で"随一"になりたい。これが底無しに陥っている元凶です(笑)
それが青い鳥なんだろうなぁ(笑)
400ml給湯を5分以内で実現して
、メタノールは15ml以内で
重さは6gで、35mm以下の背丈
そして、アルミ缶だけの素材で
ダメ押し→100均店の工具で
誰でもが30分間で作れる渦流噴射燃焼!
上と底でシワの山高さを変化させたら嵌合しやすい
J型を背中合わせにしたような、シワを作れば直径を小さく
作れる。折り曲げ治具を考えてみます↓
居酒屋の竹串を3本合わせて固定
、間にアルミ缶を挟んでシゴく
複雑な構造と精密な工作に頼ってしまう。ベースには、「複雑だろうが難しかろうが、良い物が良い」という考えが・・・。
ま、最初難しかったCFウィックのHoopStoveも、一応CHSで一般化してきたんで、まず何でもとりあえず作ってみるをモットーに、これからも邁進します。
ソロ向けには、370mlぐらいをを5分間余ぐらいで沸かせれば個人的には充分と思います。
多彩なバリエーションに、研究テーマが移行しています。
細い缶のほうが、スピンが鋭く掛かり易くて面白い
そして、永遠のテーマ→マトリョーシカ(笑)
サイズのスキマを埋めるべく探索ちゅうですが
シンデレラフィットは、腕が追いつかず困難ですが
吸い上げ路を斜めに外側壁に設けるアイディアを続行中
いわば、崩れの美学?”織部”を指向しています
ミニ缶(直径53mm)サイズで10CCで3分の燃焼時間をほぼ断念しました。1,2,3,4,6,8クリースで差が僅かだし、8クリースでも30ccが8分持ちません。
初めてウコン缶(44mm)で作ってみて、やはりこちらの方が燃焼時間に有利。2カップを確実に沸かせそう。
ただウコン缶って肉厚で立ち上がりにちょっと不利ですね。そこは開口直径と多クリース化でクリアするつもり。もしかしたら0.7mmドリルで開ける斜め穴じゃ大きすぎるかもって感じてます。0.7も折っちゃったし、0.6と合わせて買いに行かなくちゃ(笑)
それにしてもウコン缶のアルミ材質は扱いにくいですね。柔らかいし、肉厚だし、第一塗装を落とすのが超タイヘン。rikuさんの技術が欲しい!
シンクロしなくてもいいのになぁ(笑)
JSBは、短くなった先を
研ぎ直して使っています(爆)
48mm自作缶は、
燃焼時間の問題には、直径が深く関与しているはず
と観て試しに作ってみました。結果はtetkさんの正解!
大きな直径では無理なことも、やすやすと可能
☆側壁の延べ長さは、直径に比例する。よって気化量も
ほとんど比例すると予想。
jetの数はあまり関与しないように思います。
今日、19:30のNHKTVで、蝶蝶の吸い込む口のことが
放送されていました。
薄い蜜液を効率よく吸い上げるシステム
は、細長い口の内側の仕組みに秘密があるようです。
ポンプなどの大きなエネルギーを使わずに可能なバイオテク
☆液体を効率良く吸い上げるバイオテクニックを知りたい!
capillary を超えた、次に来るもの
ドリルのビットにも金属疲労があるんじゃないかなと思ってます。もちろん無理なトルクをかけて折ったことの方が多いんですけど、今回は垂直穴をあけている最中でした。
アルコールストーブがフープと言うドライ・ベイパライゼーション・ルーム(乾燥気化室)を得ましたから、あとは如何に適量の燃料を気化室に届けられるかがテーマになりますね。
そうですね、疲労破壊現象はあるかもしれません
断面が貝殻状になるのが、一大特徴です。ルーペでご覧になると、面白い形が観れるかもしれません
日航機の場合もそうでした。航空機は離着陸のたびに
高高度と地上の大気圧の差で、風船のように引き伸ばされたり
押しつぶされたりしています。したがって飛行時間などを
目安にして、機体全体が廃棄されます
超々ジュラルミン、カーボン繊維といえども、同様です。
乾燥気化室:このアイディアを思い付いたtetk氏を
JSBは、とても高く評価・尊敬しています!
SLも、蒸気貯めがあるから、出発の大きな力を発揮出来る
CHS:優れた機能は、挙げたらキリがないですが
フェラーリやポルシェなどの燃焼の仕組みとほぼ同じ。
IWATANIのプレミアムと同じ→内向き炎(笑)
密閉弁や可動部品が不要、超軽量、燃料の特性を
最大限に活かしています。気化性能の向上など
理想を求める改善の道は、まだ途中ですが、、、
MSRのガソリンストーブ:wisperlite intl
あれには、給油管内にワイヤーを入れてあります
掃除用も兼ねていますが、本来は気化と誘導のための
ウィックの機能とも考えています。
CHSの、噴射力向上へのアプローチの秘策として
熟考ちゅう(笑)
☆赤ガス使うときは、キャブクリーナーを管とタンクに
吹き込んでおきますと窒化物が付きにくいです
メタノール20%含有&シェイクが効いているのかも(爆)
アルコールの範疇を越えて白/赤ガス対応ですか? CHSならできそうな気がするけど、臭いがなあ・・・。怖いんで涼しい夜の屋外で実験したいですね。