基本的に今までやってきたことの寄せ集めに過ぎないのですが、特殊な缶を使わない毛細管現象型フープストーブの完成です。ストーブの全高制限を 40mm くらいまで緩和することで、黄炎対策としました。
直径53mmのミニ缶では、毛管現象発生用の折り目を16〜18本にすると良いようです。少ないとGroove(溝)の範疇を出ないので立ち上がりが不利なのと、かん合がきつくなります。
1mmでも全高を抑え毛管路長を長く採るために、内壁を缶底側から切り出しています。でも缶トップ側を使っても同様に作れますし、その方が切断も楽でしょうね。
Red Bull缶を使った理由は、缶底が薄い形状だったからです。これも全高を抑えるためなんですが、もちろんPepsi缶でも可能です。厚くなる分起動時間に影響があると思いますが、次に試作してみる予定。太缶(65mm)で同じ構造でどうなるかも試してみなければ・・・多分24クリースで行けると予測してます。
2013年03月07日
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実は、65mm缶を使い同じ構造で仮組みしたことがあります。
65mm缶はなで肩なので普通に作ると燃料容量確保のために高さが必要になるということ。
また、それを解消する方法として肩の下の方で切断すれば良いのですが、工作精度が高い。
・・・・というところで開発中断中です。
再開発してみてもいいかもしれませんね。
65mm缶バージョンは同様のものを一回作って、性能イマイチにつきペンディングしてました。
缶上側の撫肩中腹での切断、ゲタを履かせて高さ調整して、P型カッターの刃で軽くやれば難しくないですよ。
細缶/太缶共に首の部分を使えば2個で済むし、たくさん飲む必要が減りますね(笑)
定番であったが思い切ってワープして
ユニバーサルデザインをゲット。見事に進化出来ましたね!
フランジを使うと世界標準には、穴加工がやや難有りだった
その結果としてボトム部分を巧く活用するために
缶を2個必要なのは、致し方ないだろう
江戸っ子には、接着不要なのは、嬉しさ2倍だろうね(笑)
端的に言えば自販機前や店頭でも完成まで一気に作れるのは
画期的な進化です
燃焼中でも、素手で持てる噴射回転燃焼火器は驚異だと思う
イマイチ鋭い噴出を得にくい
カスケードhoopもやってみたが、ほぼ敗退した印象(痛)
ヒレを内側へ伸ばして受熱面積を増やすのが適切かもしれない
受熱面積と噴出圧力との関連は、大きいはず
今後の課題として取り組んでいます
缶底:禁じ手。ですが(笑)1000mlのBEER缶の底が
ほとんど65mm径で、立ち上がっているデザインです
今は、SP450ポットの蓋に活用していますが
従って、アメリカにはこの手の空き缶は仰山有る有るし
全高を最大限活かすのに周辺部が低いこの凹型底は有効!
ただし、接着は必要になる(苦笑)
他にも、キャットフード関連などにアルミ65mm缶有り
炭酸系をハミ出すと、、将来への展望は明るい(笑)
トップを反転挿入するeizoさん方式が、いろんなことを解決してくれました。
立ち上がりの速さはホント特筆物です。世界最速ジェット式アルコールストーブを名乗れるかな(笑)
もうちょっと燃焼効率を改善できれば、今年のアルコールストーブオブザイヤー有力候補です。
近くのドンキホーテに有った野菜ジュースの缶がレッドブルと同じ形状でした。
価格は6本で188円とレッドブル1本分です。
以上ご報告まで。
65mm缶hoopストーブ
いったん仕上げて、他は変化させずに
開口径:37mm、40mm、45mm、と変化させたら
噴出の様子はどう変化するのか?実験した結果は
37mm→40mm→45mm と拡大に伴い噴出力は大きくなった
なお、hoop断面積は、およそ縦3mm横4mmぐらいです
twitterに公開済みです。三段の写真
内側のヒレ(羽根)は大して効果なくむしろ邪魔かも?
65mm缶についてだけは、ね
jet0.75mm*8では、炎が吹き飛んでしまうので最終的には
jet0.8mm余ぐらいにまで、拡大穴にしています(笑)
さらに、別の53mm版では液量が多い時には、巧く噴出する
しかし、約10mlに減ってくるとガクンとジェットが弱くなる
それは、多くブローする切れ目の液面高さだから
tetkさんもそうでしょうが
気になっている部分は→裾の処理。縦スリットが圧力逃げの要因になっていて、あそこまで液面が下がると噴出は急に弱まる
考察:底に底を重ねる手法で最下部だけに吸い上げ位置が存在するようにしてみたい。縦溝を18個ぐらい付けたら直径が縮まり
二重に出来そうな気がしてきたので、試したい
(ぼやき)短冊切りはあくまでも逃げの工法。
言い出しっぺの私が承知。何時かは正攻法で
あれに代わる攻め手で、解決させたい
考察の内容は、その一つの手段です。
切れ目上点からhoop直下までの高さ:実効キャピラリー寸法
と仮称します。上端部位は、ほぼ攻め尽きた感触。
今後は下端に力点をおき、追究していこうと思います
ver17では、32mmまで拡大出来た。
プレス型で凹底を一気に潰しちゃえば
、解決するネタですけどね(爆)そう出来れば切れ目も不要
でブローも抑えこめる
ネットでも買えるんでしょうかね?
銘柄はなんですか?
JSBさん 太缶ですっかり先を越されてしまいました。私も53mm缶で開口面を変えた実験に取り組んでいます。
ジェットの向きを調整して、噴出炎がメルトしない程度に内ヒレを加熱するようにすれば、火力と燃費を両立できるんじゃないかなあと想像してます。
短冊に関しては・・・世界対応を考えず国内専用で珈琲ボトル缶で完全排除できるんでいいかなあって。ただこの方式、密閉された副室が結構な圧力がかかってるみたいなんで、対策か利用法を考えた方がいいかも。副室外炎と内炎の共演も可能だけど、タイムラグが気に入らないしなあ・・・。
アメリカ製トマトジュースです。
輸入者:富士貿易株式会社 横浜の会社のようです。
http://www.fujitrading.co.jp/ HPの取り扱い商品には在りませんので、在庫処分と思われます。
以上、ご参考迄。
163mlの方ですね。
トマトジュース系かあ・・・我が家全滅です(笑)
どっかのガレージメーカーみたく中身捨てるか・・・そんな勿体無いことができない世代です・・・。
6本パック198円で買うことができました。1/6の値段ですね。
やはり家族誰も飲めないんで、ミネストローネか何かの料理に使ってもらうことにしました。それが終わらないと作り出せないのが難点ですが(笑)
つい作らずにはいられない、すばらしいストーブですね。
毛細管の内壁の上部のカットが難しかったです(笑)
それと0.8mm径で角度をつけたつもりが、冠の薄さもあるんですかね。ストレートの炎になってしましいました。(笑)
やってみてくれましたか。
あそこはカットするというより、棒ヤスリでやってしまった方が楽かもですね。
ジェット孔の開け方もおっしゃる通りちょっと難しいです。ドリルを寝かして行く途中で止めて、最後はコジッて変形させたらどうでしょう?
39mmの長さの安全ピンの先端を潰してから
使いやすく伸ばして(笑) 予めドリルで開けた
0.7mmの穴に そっと差し込んでやや戻してから
ゆっくりと倒す方法です。そうすると拡大せずに
穴を斜めに出来そうですよ
maddle through かな?
このキャピラリフープを350ml缶で作られたんですか?
起動時間とジェットの勢いの点で、私はギブアップしてしまいましたが。
やっぱり予備燃焼が短い方がいいですね。
いや、フルコピーは、私の理解と技量と道具では無理。できたのはTAMA_MACでTwitterにあげておきました。はずかしながら…
下端の短冊処理ですよね?
あれは外缶の一番低いところまで内壁を下げて、最後の一滴まで吸い上げようと言う仕組みです。内壁下端からおよそ5mmまで、@ハサミで切り込みを入れる、A金鋸で切る、工作をしています。
工作のヒント集に映像もありますので参考にされてください。
http://www.youtube.com/watch?v=FbAtntXPL24
最近アルスト自作はじめました。
大した内容ではないですが、ブログをかいています。
こちらのCHS-U方式を流用して作ったストーブがありまして、tetkさんのHPをネタ元として記載させて頂いてもよろしいでしょうか。
コイツはRedBull缶なら世界中どこでも見つけられるだろうと思ってUniversalと命名しました。ま、どんな缶でも3ピース構造なら作れちゃうんですけどね。
私はしばらく前から2缶で作ってしまってます。缶のフランジ下をインナーにしてしまうんです。
2缶でも3缶版でも、トップとインナーはJBweldどシールしといたほうが良いですよ。シール無しは加工精度を求められちゃいますから。
blogへのリンクやyoutube動画の埋め込みはフリーですよ。
ではでは happy DIY
基本は加圧型に近いのですが、こちらの燃焼室の構造を使って立ち上がりを改善したものを作っています。
いまのところ、トップとインナーのシールドは現在使用してないですが、今後試してみようと思います〜。