パイプレスフープストーブのロープロファイル化です。オリジナルのフープストーブより低く作りやすいパイプレスの構造で、全高 20mm 未満を目指しました。最大12ccのアルコールで、4分20秒燃焼、1カップ200mlの水を沸かすことができます。
筐体を小さくすると熱帰還の影響が敏感に出る性質があります。その結果燃費が大きく悪化します。10 個近く試行錯誤をしましたが、結局バスタブ部分に"鍔"を残す方法が一番効果的でした。バスタブ開口面が元々大きく燃費が悪かったのを、気化量を削減して燃費改善を図ったわけです。
いろいろやってみて感じたんですが、小さな缶で見事な燃焼、火力と燃費を実現された riku さんの Micro Hoop Stove はやっぱり凄い。
ちなみにこのビデオ、大昔の Super Takumar 1:3.5/35 っていうレンズを使って撮ってみました(VGAサイズ)。露出を変えやすい分やりやすかったかな。
2012年12月16日
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これ、hiroshiさんのリクエストで20mm以下に挑戦してたんです。オリジナルのフープ構造だと高さ的に厳しいと思ってパイプレスでやってるんですが、バスタブの無駄燃焼が多いのと、ジェットが強すぎるのを抑えるのが難しかったですね。加熱され易いパイプレスのフープ部を、鍔で少し隠すことで解決したというものです。
10cc程度で1カップを沸かすなら、素直にrikuさんの10ccフープを使うのが最も手っ取り早い! 缶が小さい分主室開口面積も小さいですしね。