「くびれ」のある缶を見つけました。スチール製でアルミ缶より僅かに細いです。この特徴を利用して、毛管現象利用の超高速サイドジェット・バーナーを作ってみました。ジェット噴出型のサイドバーナーの中で、世界最速のストーブと思います。
各方面から「お前はサイドバーナー型否定論者じゃなかったのかよ!」とか「宗旨替えしたのかよ!」という声が聞こえてきそうなんですが(笑)まあとりあえず試してみたということでお許しを。
燃料を大目に入れた際にジェット孔から生アルコールが漏れ出して炎上する現象とか(過加熱が原因)、特に燃料が残りわずかになった際に特に爆沸現象が顕著だとか(バッファが少ない)、改善すべき点があります。実用化にはまだまだって感じですね。
内炎も試したんですが今サンくらい。パイプレスの2段ジェット版になると思ったんですけどね。内壁がズドンとストレートな形状は、パイプレスフープに不適と思います。「バスタブ燃焼を抑える=過加熱を抑える」という意味で、開口面をもっと狭くした方が良い結果が得られそうです。
2012年12月06日
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あれならば、ウィックに該当しないのでは???
二重螺旋のDNAのように、中身濃く、、、(爆)
しかし金属線
コレ、とりあえずやってみたってだけで、真剣に発展/進化させようと考えているわけでなく・・・youtubeネタも無いんでお茶を濁すためにやったというか・・・。内炎化に適した形状の缶が見当たらないのがテンション下降の理由でもあります。
ただキャピラリ型のキモは爆沸現象にアリとはっきり悟りました。フープのサイズを大きくしてバッファを増やすとか、基本に立ち返ってウィックで流入/流出を制限するとかの対策が必要ですね。
爆沸現象、その要因を探ると
幾つか上げることができますが
ウィック無しで、避けるには?
おしゃるとおりです
副加圧室容積を増やすなど、基本に立ち返った
古典的な手法で取り除くほかないでしょう
と、拙作の一部にも
同様な現象発生中
なので、自問自答しています(汗)
逆に極度に小さくすると、、減る傾向も有ります
中間点の何処かに、スィートポイントが存在する
ような印象もあります。絶対値は掴めていないけど
吸い上げ路断面積、あれも似たような傾向があります
或るスキマ面積で毛細管現象の最良点が存在します。
其処だけのテーマのモデルを作って絞り込めば面白い結果を
導き出せると思っています。
高温になるとまた、パラメーターが5個ぐらい増えることも
考慮すると、雑念多きJSBには出来ませんが(爆)
毛管現象を手懐けるのは難しいですね。今回は内缶の塗装を落としましたが、落とさなければまた別の動作になりそうだし。
それと、やはりキャピラリは"液体を吸い上げる"仕組みであって気化を促進するものじゃない。適量を毛管現象で吸い上げ、気化促進装置(多分ウィック)にバトンを渡すという使い方が良いのかも。リフトストーブの切れ目の替わりにスチール缶を使えば、内圧が逃げるのを防げるかな。
いろいろな展開を公開していますが
あくまでもバリエーションであり、ご推薦する領域まで
昇華できていないと思う(苦笑)
※ 側面位置でのライター着火に 小穴は有効な様です
たたき台を提供することで、他の人たちが其処で何かのヒント
や別手段との組み合わせなどを思い付いてくれたら
何時の日にか、また自分もそれらの展開モデルを基に
次のバリエーション、新型デザインを考え付くかも知れません
相互交流、提案、少しずつですが やがて振り返れば
新たな潮流を行く自作推進派。
というなかの 一人になりたいです
横穴からのエア吸入・・・火力調整をトライしたときにやりましたが、それで回すところまで踏み込んでいませんでした。横穴タイプ(チムニー型も含めてですが)は、風で逆流逆噴するんで敬遠してました。パイプを孔に突っ込めば少し強くなるかもですね・・・でも重量が(笑)