2012年03月29日

【実験】Hoop Stove の火力調整

加圧型アルコールストーブ「Hoop Stove」に調整機能を組み込む実験。今回は、気化室への燃料供給を遮断する試みと、JSBさん発案の主室にフタをする試験です。


スチール製でつなぎ目の無いコーヒー缶は、大半がアルミ製ミニ缶より僅かに細いんです。そのため両者を組み合わせても密着せずスムースに回転させることができます。

この特徴を利用して燃料供給をカットする(減らす)仕組みを組み込んでみようとしました。スチール缶の底にフラットな場所を作り、上側を回転させてパイプ下端がフラットな場所へ来ると、缶底とパイプの隙間が無くなって燃料供給が減るという寸法です。
adj_hoop_3_002.jpg

結果は「超高精度な工作じゃなきゃ止められない」。つまりカットできませんでした。ちょっとでも隙間があると、CFの強力な吸い上げ力が発揮されて火力変わらず。

でもただじゃ転びません(笑)。回転させられると言うことは上下移動も可能なんですね。パイプ下端を油面より上げたら完璧に供給をストップ! CFに保持されたアルコールが燃え尽きるまで 1 分弱かかりますが、通気の無いチムニー(器に燃料入れて燃やしただけの状態)と同じ超弱火。押し下げてやれば一瞬で強火に戻ります。

例えば 3 レッグの長さを変えて 0/1/2/3 本がアルコールに浸るようにし、さらにリモートフュエルを組み合わせると面白いかもしれない。でも風防に囲まれたストーブに手を伸ばすのは現実的じゃないですね。それを考えるとそもそも火力調整なんか不要という結論になってしまうのですが・・・。

adj_hoop_3_001.jpg
主室にフタをしてしまうと、熱帰還が足らない単室加圧型に近い燃焼になりました。強火を中火に落とす役割を充分果たしています。こんな簡単な方法に気付かないとは・・・(恥)。ただしチムニー通気用の穴が併用できません。フタをすると通気穴から逆流炎が溢れて低加圧型サイドバーナーになってしまいます。

adj_hoop_3_003.jpg
posted by tetk at 19:50| Comment(7) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>火力調整なんか不要という結論になってしまう、、、、

hoop師匠 それは禁句です(爆笑)
火力可変。それは使うかどうか?
 よりも動作範囲拡大化への、アプローチですから
そんな方法も有るのか!とか さすがぁ!というものも
考えられるすべてを出し尽くして、、、、
やはり、現地ではそんなことほとんど使わないなぁ。という
 背水の陣的な、落とし処 に至ることが多いが
研究をし尽くしておくことが、次の試作のヒントになります
新種開発の直感力、かもしれません

トップホールの部分閉鎖。これだって苦し紛れに
考え付いたのですが、簡単で面白い選択肢ですから
留保しておく価値があります

こちらも、ツインターボへの気合がムラムラと起きています
ボトムとhoop どっちも美味しそうだぁ!(笑)
Posted by JSB at 2012年03月30日 01:01
上下スライドで、一時的に火力可変するTips
とても気に入りました。復帰画面が素敵です!
 吸い上げよ用のパイプ下端を数段階にして
、デジタル可変にする新しいワザ ベリーナイス!

こちらの火吹きチューブのキャッチコピーは
ドコモダケより、ヒフキダケ(バキッ)

JSBが試した蓋は、トランギアの、パクリ蓋です
 テキトーに被せる事で、その分だけ、弱火になる
回転式のシャッターも面白いかもしれない(チタンに限る)

蓋のつまみ
シェラカップのステンレスハンドルのように
ディスプレー用途の極細いステンレスワイヤーを
長めにしてストーブの小脇に出しておけば
、熱くなりにくいかな。

花見、と称して、、、”新種ストーブの持ち寄り談話会”
なんていうものを、やりたいですね。本気ですよ

Posted by JSB at 2012年03月30日 01:19
JSBさん
火力調整や剛火化って、可能性の追求だったり引き出しを増やす作業ですね。それだけHoop Stoveに発展の余地が残されていると感じてます。

前にやったCFチムニーとジェットのハイブリッド型より、確実に前進してますね。チムニー炎を制御してジェット炎を操りたいなー。
Posted by tetk at 2012年03月31日 00:23
一本の過給パイプに横穴開けて→hoopにも吹き込む
すると、どっちも過給出来ちゃう(笑)

YouTube動画にUPしました。ご照覧ください
tetkさんの、hoop stove の良さを活かしきっていない
とは思いますが(汗)

normal powerを1としたら、@max turbo掛けたら4倍火力
そして、蓋をしたら、、、1/6の弱火に出来たように感じます
出来の悪い我が子ほど、可愛いとか 言いますが
400パーセントから13パーセントの火力を広くカバーする
腕白小僧的な、適度に手間のかかる面白いストーブ

遊びハイキングには、素敵なひとときを醸し出してくれそう!

   "Hifukidake-effect"
エアーマットの空気を使えば、600ml給湯も可能?!  
Posted by JSB at 2012年04月03日 00:30
JSBさん
拝見しました! シェラストーブのアルコール版ですね。

今まで風を遮ることばかり検討されてきたアルコールストーブ界において、逆転の発想で利用しているところが斬新。こうなると如何に風量を一定させるかに挑戦して欲しかったりして(笑) 電動ファンを持ち歩くのは反則でしょうか?
Posted by tetk at 2012年04月03日 00:56
こんなことも何時かはあろうかと(バキッ)
あらかじめ、BAのエアーマットを2種類も持っています

フルサイズの四角形と、マミー160cmも  
 ハンモックって、いつも背中がとても寒いんですよ(苦笑)

ついに活かせるときが来たかも、逝かせてください
 ずっと吹いていると、頭がぼーっとしてくるし
よだれか、結露の水分か?
  吸水チューブ長いから間違って
    少しぐらい吸っても安心(爆)
Posted by JSB at 2012年04月05日 02:43
アルコールストーブ始まって以来の強制過給型だ!!
Hoop過給過多で消えるのは、気化アルコールが希薄になり過ぎるからかも。もっと少なくて良いかもしれませんね。

マジックバルーンやそれ用ポンプがお手軽かも。
BioLiteみたいな発電システム搭載してファンを回したい(笑)
Posted by tetk at 2012年04月05日 15:26
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