2011年09月02日

ドーナツジェット-II アルコール・ストーブ

前回のドーナツ・ストーブを改良・発展させました。チムニー燃焼を少し抑え、燃料も40-50ccくらい入るようにしています。



ハイブリッド式というか複合型のストーブですね。中に仕込んだCFに着火すると、その炎が予熱を行なうと共に、中央通気のチムニー型ストーブとして動作。つまりポットを載せた状態で着火できます。

予熱が進むとジェット孔から気化したアルコールが噴出し、チムニー炎とジェット炎の"共焔"が始まります。ここから先、チムニー炎は給湯に寄与しながら「与熱」の役割を果たし、加圧を促進します。

着火が簡単で暴走を起こさないオープンジェットと、力強い炎が楽しく火力も高い加圧型のいいとこ取りをしたいんです。空缶以外にアルミパイプを使った時点で反則かもしれません(笑)。ちょうど良い直径の缶が無かったのと、ある程度のタンク容量を確保するためと密閉度を高めたかったんですよね。

○な点
・火達磨予熱不要の加圧型っぽいストーブ
・予熱時からクッカーを載せられる
・チムニーとジェットを両立した点が画期的?
・見て楽しいトルネード炎

×な点
・細口の給油口
・15cc以上アルコールを入れないと着火できない
・上げ底五徳が必要(ファインメッシュを使えば一挙解決かな)
・CF交換不能
・パイプ採用でちょっと重量増
・風でチムニー炎がバックファイアする

さらなる進化を模索中・・・。
posted by tetk at 00:05| Comment(4) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんばんわ。
 相変わらず、見事な工作ですねぇ。
 底のパイプ接合って、何でやってます?
 
 安心してプレヒートが出来るのが一番いいですよね。
 僕の加圧式は、本当に火達磨ですから。
Posted by こでら at 2011年09月02日 20:50
こでらさん

最終的にはオートウェルドで固定/シールしてますけど、それ無しでも漏れないくらいの精度で挿入してます。穴を(多分)0.0何mm小さくしといて圧入する感じですかね。缶底の湾曲を利用して、パイプを底側から入れて上へ押し出すと、結構しっかりはまりますよ。

加圧式の火達磨は、「普通」のキャンパーにとって高過ぎるハードルだと思うんですよ。逆に言えば、使いこなせる方が珍しい。加圧式のジェットの美しさを気楽に楽しめるストーブを作りたいんですよね。
Posted by tetk at 2011年09月02日 21:35
相変わらず、面白い作品で、興味そそります。
前作のチムニーも大事にしています。

私の手元にも、サンシロウさんという人の作った、二段式ストーブってのがあります。
CFは、使わないのですが、内筒と外筒があり内筒のアルミパイプは、暴走気味の燃焼後、弱火で長時間もえるというものです。

これも、いろいろな方向に発展しそうですね。
Posted by 不死鳥由起 at 2011年09月03日 05:36
不死鳥由起さん
ハイブリッド型っていろんな可能性を持ってると思います。素人でも簡単に使える加圧型、しかも熱暴走にめっぽう強いなどなど。

チムニーとジェットの燃焼比率とか(これが予熱時間に影響する)、作る人の嗜好が表れやすいかもです。
Posted by tetk at 2011年09月03日 16:09
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