長ったらしい名前の中国製ガス・ストーブ。"Cyclone"なんて名乗っているから、「もしかして炎が回るの?」と気になって取り寄せてみた次第。
"サイクロン"とは、どうやらガス噴出口が放射状に捻って(よじって)あるところから来ているよう。これでガスが斜め上に噴出される。トルネード炎になるかと思いきや、微妙に巻いてるかなという程度。ネーミングは誇大かも。
作りは雑で品質も悪い。入手した個体はイグナイタ取り付け金具がひん曲がり、火花があらぬ方向へ飛んでいた。ホースも変な曲り癖がついていたり、連結部も心情的に信用できない。収納バッグも悲しい品質。しょせん香港という割り切りが必要。
火力は結構ある。ただし超五月蝿い。ロッキーカップで湯沸し競争をすると、プリムス EX-3233 を上回る。EX-3233 の方が火径が大きくカップ全体を炎で包む感じになり効率が悪くなるのが差が付いた理由だと思う。直径の大きなクッカーだと差が縮まるんじゃないだろうか。
うるさくない程度に火力を絞ると炎が一点に集中しやすくなる。そのせいでクッカーの底が部分的に熱変色したり、弱火で上がる黄炎(不完全燃焼)で煤が付く。当然炊飯のようにムラ無く熱を伝えたい調理には向かない。
安いから笑って許せる程度のストーブ。もちろん日本のガス検(*)を受けていない製品なので、個人輸入も勧めません。
* ガス検
「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」(PSLPGマーク制度)の定めにより、「特定液化石油ガス器具等」を「カートリッジガスこんろ適合性検査規程」に則って実施される適合性検査。適合していることを表す
ラベル:ストーブ



昔の日本もこうだったのでしょうけどね。
複雑な心境です。
川へ行くつもりが起きられなかったんでこんなことやってました。
ロッキーカップが炎に包まれないところはいいんですけどね。それ以外が・・・。