2010年02月09日

パイトーチ型アルコールストーブは難しい

オープンバス型で内炎式の探求はまだまだ続いていますが、ちょっと嗜好を変えて昔懐かしいパイトーチにもチャレンジしてます。

実は前に作った駐禁ストーブって、開放型のパイトーチみたいなもんだよなあ思ってました。だったらクローズド型にして、熱伝導のためにクルッとパイプを回せばできちゃうんじゃないかと。

pitouchlike01.jpg

空き缶だと燃料注入口のブラインドナット取り付けが面倒なんで(そのうちナッターを買ってる気がする)、とりあえずHCのペンキ売り場にあったブリキ缶で作ってます。似た直径ならSB食品のカレー粉の缶とかが合うかも。

核心部は外径 3mm で 0.5mm 厚の銅パイプ。これを焼きなましてから、単4乾電池に巻き付けてループを作ります。ジェット孔は 0.7mm をコイルあたり 1 個。

● 蓋と銅パイプの隙間は耐火パテで埋めました。ここが密閉されてないとアルコールが噴き出して軽い暴走状態に陥ります(体験済み)。

● タンク内部に突き出すコイルのパイプが、アルコールに浸からないようにしなければなりません。そうじゃないと液体のまま溢れ出してこれまた大変なことに(体験済み)。

● パイプを短くして気化したアルコールがパイプを伝わって出てくるのを待つだけだと、予熱が必要になるし火力も極端に弱いです(体験済み)。

● 吸い上げ用にスチールウールをパイプの内径いっぱいに詰めると、上記同様液体が噴き上がります(体験済み)。

● 1mm径のステンレスワイヤーロープを突っ込んだら、ケバケバが無い分吸い上げる量が少ないようでダメ。

中庸なウィックを探すのがなかなか難しいです。うまく行って燃焼風景を紹介できる日は来るんでしょうか・・・?
posted by tetk at 21:38| Comment(9) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、

これは501のジェネみたいで味が出そうですね〜!

夕べも頂いたALバーナーでコーヒー煎れてみました。(外、あったかったし。)

是非成功させてフィールドで拝ませてくださいね!

Posted by mitoncho at 2010年02月10日 11:36
mitonchoさん
丸いところなら灯油ランタンとも似てますね。
こいつの場合はループを通る前に噴出孔へ届くガスもあるし、そもそもタンク内へ熱を伝える役割がメインかなと思います。タンクの小ささとパイプの短さが難しさを招いているようなんですよね。もっと大きく作れば簡単なのかもしれません・・・。

耐火パテが乾くまで時間がかかるのが面倒なんですよねー。数100度に耐える瞬間接着剤って無いかしら?
Posted by tetk at 2010年02月10日 20:15
 初めまして。youtubeの動画を拝見させていただきました。M・松永と申します。
 空き缶からアルコールバーナーを自作されているのを見て素敵だなと思いました。自分も作ってみたくなりました。
 初めて作るタイプとしてパイトーチ式を考えておりましたが、無謀すぎますかね。
 そこで提案なんですが、ウィックに喫煙パイプを掃除するためのクリーニングモール(綿糸を針金に撚りこんだモール)を使ってみてはいかがでしょう。
 また、数百℃どころか1300℃まで耐えうる耐火ブロックを貼りつける耐火パテがあります。気硬式(空気に触れて固まるタイプ)と熱硬化式(熱を加えて初めて固まるタイプ)がありますが、築炉用とあって量が一斗缶というのが難点です。少量で販売していれば使えそうな気がします。
 お邪魔しました。
Posted by M・松永 at 2012年08月23日 06:48
M.松永さん はじめまして
コメントをありがとうございます。どんな形でもまず試してみるのが楽しいと思いますから是非! もしわからないところがあったり行き詰ったら、メールでもコメント欄でもかまいませんので気楽に連絡してください。わかる範囲が狭いけど、精一杯サポートさせていただきますから。

このタイプのタンクを密閉する型は、全体が熱くなって内圧が上昇したとき、ジェット噴出に影響が大きく出ることだと思います。吸い上げ力の強いウィックを採用するとなおさら顕著。圧をどう抜くかがウィックの種類より難しい問題になりますね。
影響を受けにくくするために、パイプを長くしたり、遮熱板を設けたりたしたのが↓です。
http://tetk.seesaa.net/article/201806528.html
あとパイプを太くすると影響を受けにくいですよ。

ほとんどウィックを使わず、内圧問題もクリアした作例がyoutubeにあります。
http://www.youtube.com/user/EduardoSNishi/
http://www.youtube.com/watch?v=btyAblmBWis
タンクへの引火の恐れが残ってますが、うまくリモート給油と組み合わせれば、安定した燃焼を得られるアイディアだと思います。

チューブの耐火パテを使いますが、アレは強度を得られませんね。少しの力でボロボロ崩れてしまう。それが無いパテなら最高ですね。

もう少しで秋の夜長で自作に最適な季節ですね。
いろいろトライしてみましょう!
Posted by tetk at 2012年08月23日 10:20
ありがとうございます。
さっそく、制作にあたっての材料集めを始めました。
今現在、JAVA茶のアルミニウムボトルとバリスタコーヒー(伊藤園)のアルミニウムボトルのみです。銅パイプは径が大きいほど良いということですが、今現在集めたボトルの蓋に対してあまり太すぎると蓋が閉まらなくなったりする気がします。そこを考えると、最大でも5mm径ぐらいかなぁ、と考えています。
Posted by M・松永 at 2012年08月23日 13:51
M・松永さん
私は4mm(内径3mm)で苦労しましたから、5mmあると違いが出そうですね。
キャップの直径が大きなアロマックス珈琲缶を採用するのも一つの手かも(スチールですが)。

パイトーチ型って、音の割に火力が弱い! まあ基本的に1〜2ジェットだけだから当然なんですが、パイプ数増やすと熱帰還が増大するし、この辺はカットアンドエラーを繰り返すしかないかもですね。
Posted by tetk at 2012年08月23日 14:27
 あのすさまじいジェット音からして火力が高いと思っていたんですが違うんですか。
 アロマックス缶を探したけど見つからず、代わりにパイプタバコが入っていた径がでかくて底の浅いねじブタ式の鉄缶をみつけました。そのほか探せば出て来そうです。
 コイル形状をさっそく考えているところですが、実家にあった草焼きバーナー(灯油燃料加圧方式。圧をかけても燃料多すぎて気化せず、カットアンドエラーどころか、火がついた灯油が噴き出ていた)の気化器をまねてみようかと思ってます。ちょっと怖いかなぁ。
Posted by M・松永 at 2012年08月23日 15:29
M.松永さん
パイトーチ型の音は、ジェットの噴出音じゃなくてパイプに当たる衝突音ですから、イメージするより「アレっ?」って感じです。

基本的に火力(給湯時間)はジェット数に依存します。同じジェット数なら、優しく出るジェット炎より、噴出速度が速過ぎて千切れて消えてしまう直前の炎の火力が強いです。

あとはこれらを安定的に燃費良く運転するバランス探しになりますね。
Posted by tetk at 2012年08月23日 15:45
 5mm径の銅パイプをホームセンターで物色してみましたが、なくて真鍮パイプの5mm径のものにしました。銅パイプは職場を片づけているときに出てきた10mm(それ以上か?)をもらってきたものがありますが使うには抵抗があります。固定方法もパイプにネジを切ってナットで固定して耐火パテで隙間を埋めてやろうかと考えてましたがどうも無理なようです。それか、確実にするならロウ付け(アルミと異種の金属が接合が可能なロウ)にするか。思案どころです。それ以前に、アルミボトルを切ったまではいいですが、うまくはめることができず、こちらのほうが悩みどころになっています。
Posted by M・松永 at 2012年08月24日 13:36
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