「アルコールストーブは火力が弱い」なんてことを、たまに見聞きします。たしかにマスプロ製品とか、不完全な自作品だとそんな傾向がありますね。使い勝手だったり、燃焼効率だったり、重量だったりのバランスを考えると、現状に落ち着いていくのかなとも思います。
そんなバランスを無視して火力だけに的を絞ったアルコールストーブがあってもいいじゃないか!? 元々私のストーブはピーキーで火力重視傾向が強いんだから、その個性を突き詰めてやろうじゃないか。炎の美しさもこの際無視。というわけで爆速給湯チャレンジを実行します。
もちろんチャレンジャー大募集ですよ。私のアイディアは限られてるんで、いろんな方に挑戦してもらって、その結果アルコールストーブの世界が広がれば良いなと思っています。
ルール
- ストーブのサイズは太缶の直径66mm、高さは50mm程度までとしましょう
大きければ大きいほど火力を上げられるでしょうけどね - ストーブの重さは不問
ULである必要は無しにしましょう - ストーブの燃焼形式/方式も不問
ジェット/非ジェット/密閉/開放/触媒などなんでもござれで - 五徳は何でも可
- 風防は無しで計測(輻射熱を除外するため)
ストーブ単体の火力を見ましょう - 必要なアルコールの量は制限無し
燃費/効率なんて無視しましょう - 無風の屋内で計測可
- 計測は 13℃ 400ml の水が点火から沸騰するまでの時間
1℃違うと結果が結構変わるので重要なポイントです - 使用するクッカー/ポット/ケトルは何でもあり
ヒートエクスチェンジャー付きでも良いですが、無しの場合のデータも公表してくれるとわかりやすいですね
アルコールストーブの火力は、基本的に単位時間あたりの燃料消費量に比例して上がります。太缶サイズでどれだけ燃料消費率(燃焼効率)を悪化させられるかがキモとなるんじゃないかなと想像してます。
アルコール燃料そのものが持つ熱量って他の燃料に比べて低いです。他の燃料と混ぜるなんて技も無いことは無いけと、そこまでしてしまうと"アルコールストーブ"と呼べなくなってしまうんで、混ぜるの禁止です(笑)。
私は表題にも書いた「SUB150」、150秒・・すなわち2分30秒切りを目指します!