2025年12月15日

CHS Large

10年以上前に一度作ってそれ以来放ったらかしにしてた太缶でのCHS-U。家にゴロゴロしてるタリーズのフラットボトム缶の形状を活かしたモノが何か作れないかと思案してた時、公開したCHS-Uの作り方とは違う構成を思いついたんで試してみた。

埼玉県じゃほぼこればっかりなんだけど、地域性があるみたいで東京だとフツーの形だし、日本全国で入手できるのかわからない。間違いなく海外じゃ無理だろうな。
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高さを40mmに抑えた上で、燃焼バランスの最適解を探すために三種の開口径を試作。
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燃焼の詳細はyoutubeを参照してもらいたいけど、開口径が大きすぎるのも狭すぎるのもやっぱりダメと思う。
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おそらく最適な開口径は、この特殊な形のタリーズ缶を使う意義が無い辺りにありそう。だから次はフツーの缶でやります。

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2025年07月26日

Super Hoop Stove 作例2

新しいタイプの開発の度に思うんだけど、火力を絞る試行ばかりしてるなあ。

で、前回は想定の何倍ってくらい気化量が多くて"とんでも火力シリーズ"になってしまったわけで、今回はかなり気化量を少なくする方策で製作してみた。
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Hoop Stoveの気化量は、フープ部分へ燃料を吸い上げるパイプ(柱/ピラー)の径と本数、ウィックの詰め具合、フープ内でのウィックの出し方、フープの熱し方などなどで変わってくる。燃焼の様子を動画で確認してもらえればわかると思うけど、まだ気化量が多いと思う。

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それと主室開口と通気孔によるチムニー動作部に関して、径と孔の比率に問題は無いのだが、主室内での気化量に対するチムニーからの排出が間に合っていない傾向がある。ピラーによる主室内燃料への加熱が多過ぎ、あるいはフープからのブローバックが影響していると思う。

数年前に出したAdjustable Hoop Stoveより少し強力な設定を探しているのだけど、難しいなあ。


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2025年07月11日

Super Hoop Stove の一例

Hoop Stove の火力を可変型にしたアルコールストーブを「Adjustable Hoop Stove」として3年前の2022年に発表しました。その後、弱火に目一杯振った設計や、#爆速給湯チャレンジ用に強火へ振り切ったモデルを作ってきました。今後はSuper Hoop Stove(SHS)と呼ぼうと思います。

SHSは一つの型式 ー燃焼方式ー として、とても幅広い性格を持たせることができます。設計次第で如何様な性格にもなる可能性があるのでアルコールストーブの新しい世界を感じています。

そんなSHSを、豪火力のままに安定燃焼させる設定が見つかったので公開します。

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まあ正直に言うと、製作当初は極小ジェット径での弱火重視を目論んでたんです。しかし気化機構が優秀すぎて(笑)、小径ジェット孔じゃ炎が千切れまくってとても使えた代物にならなかったんですよ。角度付き0.4mmから0.1mm単位で拡大していき、最終的に0.9mmで安定稼働する設定になりました。もちろんジェット径、ジェット数や気化量とのバランスで決まるものです。

本作にはまだ改善の余地があると考えています。主室径と通気孔のバランスも今一つかなと。次は気化量を減らす方向で作ってみようと思ってます。気化量を減らしたら火力は落ちますけどね。

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2025年06月20日

爆速給湯チャレンジ - その15 - 遂に150秒切り達成 - #FastBoilChallenge #世界最速

Sub150 ー 13℃ 400ml の水を点火から150秒以下で完全沸騰させるアルコールストーブを目指したプロジェクト ー 遂に成し遂げました。もっと容易くできると踏んでたんだけど思いの外時間がかかってしまいましたね。

炎が大きくなってケトルからはみ出すようになった頃から、ヒートエクスチェンジャー付きのクッカーならもっと早くなるだろうなと思ってましたが、クッカー側の機能に頼らず純粋にアルコールストーブ側の性能としての火力を求め続けてきました。
ちなみにヒートエクスチェンジャーって、常に炎が当たっていないと逆に放熱器として作用して、時短どころか付いてないクッカーより時間がかかってしまうって知ってました?

実際の時間は 145秒 = 2 分 25 秒 です。

私のケトルはPRIMUSの直径 15cm のアルミ製。もし同じ素材で薄型の直径 18cm とか 20cm のケトルがあれば、前作(Vol.14)までのストーブでも Sub150 に届いたかもしれません。直径 63mm の太缶で作るアルコールストーブと直径 15cm のケトルの組み合わせでは、ほぼ限界だと思います。


前作と何が違うかなどは動画で確認してくださいな。
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2025年06月07日

爆速給湯チャレンジ - その14 - あと一歩 - #FastBoilChallenge

#13 の 0.7mm X 16 ジェットを、0.7mm X 8 と 0.8mm X 8 へ拡大してみた。孔径を広げれば噴出されるガス量も増えるだろうという単純発想。

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炎はこんな感じ。
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結果は・・・

何度試験しても152秒か153秒。前作のNo.13から2秒しか違わない。ガス噴出量の増加が時短にはほとんど効いてないと考えたほうが良さそうだ。

アルコールストーブの炎(特にジェット炎)は、キャニスタ型ストーブや白ガスストーブに比べて長くなる。使用しているケトルの直径は15cmで、この受熱面積のケトルとアルストとの組み合わせでは、限界かもしれない。クッカー直径を20cm以上にしたら変わってくるかも。
都合の良いケトルも見当たらないから鍋でやるって手もあるけど、鍋自体の厚み(重量)も関わってくるからなあ。
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2025年06月05日

爆速給湯チャレンジ - その13 - 記録更新なるか? - #FastBoilChallenge

性懲りもなく凶暴なアルコールストーブに挑戦中。
今度はジェット炎を一切集約しない、まあ巷に溢れているアルストと同じようなジェットの配列にしてみた。ジェットに角度を付けないで、すべて真上に噴出する。ジェット穴は0.7mm径を16。
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これだけ千切れまくるジェットって楽しい。
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もちろん最大火力での耐久性は低い。

結果は動画でご確認を。
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2025年05月19日

爆速給湯チャレンジ - その12 - 155秒機登場 - #FastBoilChallenge

Vol.11の結果を受けて、トルネードから分散炎型へ変更。同じ12ジェットですが、トルネードみたいな中央収束型炎ではなく、3ジェット毎に束ねた4火柱とチムニー炎を合わせて計5火柱としてみた。束ねた3ジェットのウチ真ん中の1孔は角度を付けていないので、Vol.11と同じジェット孔面積となっていない。多分こっちの方が狭いんじゃないかな。
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なんか炎の形が王冠みたいでしょ。
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主室開口径はかなり小さくしている。コレの前に開口直径が大きなものも作ってみたけどからっきしだったのですよ。

で、結果はと言うと
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とりあえず現時点での世界最強最速を記録しました。Vol.11から2〜3秒しか縮まってないので測定誤差の範囲とも考えられるけど、何度図り直しても1〜2秒しか違わないので、わずかだけど速くなっていることは確かだと思う。

ただ、分散炎の方が集束炎より優れてるとは言えない。クッカーの底全面に炎が当たって少し包むくらいなので、ほとんど差が出ないのかなと考えてます。ではなぜ速くなったのか? Vol.11よりジェットが千切れているので、フープ内圧が上がって噴出速度が速くなっているんじゃないかと。まだまだ想像の範疇です。


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2025年05月16日

爆速給湯チャレンジ - その11 - 160秒機 Super Hoop Stove 登場 - #FastBoilChallenge

昨年6月以来の更新です。完全に休止していたわけでなく、年末年始あたりにもトライしてたんですけど結果が芳しく無くて・・・。

Vol.10は8ジェットのSuper Hoop Stoveでした。今回のVol.11はそのジェット数を増やしてみようという企画です。
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50%増の12ジェット。立ち上がりの速さを期待して主室開口径も目一杯広げてます。その悪影響でジェット炎とチムニー炎が混ざって全体としてちょっとぼんやりしたトルネードになりました。炎がケトルを包んでしまう一因にもなってますね。

結果は 160 秒。13℃の水400mlを2分40秒で完全沸騰させるアルコールストーブの誕生です。


ただ・・・結果にはいろいろ思うところがあって・・・。


ジェット数5割増なのにたった5秒しか違わない。


アルコールストーブの火力は「単位時間あたりどれだけ燃料を燃やせるかに依存する」と思ってます。今回の実験では、単にジェット数を増やしただけでは気化ガス噴出量に大きな違いを与えることができない、ということが判明したのかなと。言い換えれば、Super Hoop Stoveの気化能力の限界に近づいているんだろうと。

Super Hoop Stoveの構造では、気化ガス量増大の抜本的な改善がこれ以上望めないと思われます。まあファインチューニングであと5秒位はなんとかなるかもですけど、大目標のSUB150には届かないと考えています。
あと少しファインチューニングで足掻きましょうかね。



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2025年04月18日

Chimney Jet Alcohol Stove 2025 FINAL


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2010年ころに開発したチムニージェットですが、内筒に採用した形状の缶が市場から姿を消して10年くらい。手元に残してあった当時の缶を使って、いま私が習得した工作ノウハウを駆使して作ってみました。 在庫パーツを使い切ったので、もう2度と同じシルエットのチムニージェットは作れません。
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歴代のチムニージェット 右端が今回のファイナル版

 単室密閉加圧型アルコールストーブの常で、外部からの強制予熱が必要な点は同じです。ただペニーストーブのような火達磨式ではなく、もう少しスマートな予熱方法を採用しています。 単室密閉加圧型で避けられない熱暴走(炎上)への耐性がとても高いのが最大の特徴。内圧が高まると自動的に空冷が働いて暴走を抑える性質を持っています。もちろん火力は8ジェットとしては最高クラスです。
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組み込み型ポットサポートの曲げ方も凝ってみました

なかなか豪快な燃焼ですよ。
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もちろんトルネード。
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過去のチムニージェット関連の動画
How to make Chimney-Jet alcohol stove :
Micro chimney jet alcohol stove : 
"Chimney Jet" Alcohol Stove - burning sound :
"Chimney Jet" Alcohol Stove - PROTO-2 :
"Chimney Jet" Alcohol Stove - PROTO-1 :


ごくわずかですが、Yahooオークションに出品します。

posted by tetk at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月01日

CHS-U with Built-in Pot Support の続き

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前記事で出した五徳組み込み型 CHS の五徳形状だけ変えたもの。往年のOPTIMUS/PRIMUSの灯油ストーブや、PHOEBUS 625/725 をオマージュしました。当時のストーブが好きなのよ笑

メリットは姿形の優しい感じとかカッコ良さとかだけかな。
デメリットは超作り難いとか、重量増(約3g)とか、仕舞い寸法が大きくなるとか。
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安心して載せられるクッカーサイズ(直径)が、「コの字」タイプより幅広くなるようにしています。
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posted by tetk at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) |  アルコール沼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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